カテゴリ:Book Review( 70 )

前線 捜査官ガラーノ  パトリシア・コーンウェル

この本もSakuraさんにいただきました。

久しぶりに読むコーンウェル
ページ数も少なくあっという間に読めたんですが、
最初はまあまあおもしろかったのに、最後に尻すぼみというか、
よく話の展開がわかんないまま終わった。

ガラーノは黒人とイタリア人とのハーフで設定ではかなりかっこいい。
やり手地区検事ラモントにいいように使われていて、
今回もWater Townってところに、1962年に起きた盲目の女性殺人事件の再調査のためにおくりこまれる。

そこでスタンプという義足をはめた女性警察官と組むことになるんだけど、
いろいろ事件が発生。
人と人とのつながりも意外と狭いところでからんでいてややこしい。

私の読解力が無いのか、最後は本当によくわからなかった。
〆があいまいというのかな?

少なくとも検死官シリーズはその辺はもっとスパイシーでわかりやすいと思うし、
キャラへの感情移入もはんぱではない。
やっぱり検死官シリーズをもっと読みたいと思う私って贅沢?

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昔、スカペッターシリーズを読み始めたころの興奮をもう一度!
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by Junpei642 | 2009-02-16 21:50 | Book Review

ザ プレイ アリスン・ブレナン

Sakuraさんからいただいた本をさっそく読みました。
タイトルは 「ザ・プレイ」 アリスン・ブレナン

スティーブン・キング ミーツ ノーラ・ロバーツというのにひかれて買った人がたくさんいると思う。それは読んでみたらわかるけど、決してキング風ではない。

ローラーコースターサスペンスで読み出したら止まらないという点ではよくできた作品なのだろう。アメリカではベストセラーらしいし。

元FBI捜査官だった美人女性ローワンは4年前にFBIをやめて、
今は売れっ子ミステリー作家。
小説の映画化のためにLAはマリブのビーチハウスに身を寄せていたときに、
彼女の小説の中に出てきた事件をそっくり模倣した殺人事件が発生し、あっという間に彼女の人生が変わる。
犯人はいったい誰?どんな目的でそんなことをするのか?

しか~し 犯人が誰なのかはお話の早い段階で検討はつく。
これは作者の意図かどうかはわからない。
物語の展開もだいたい予想できてしまうから早く結末を知りたくなるものなのか?


他にも???と思うところがいっぱいある。

だいたい犯人は決して恵まれているとは言えない家庭環境で育ち、
いくら刑務所内で勉強をしたとはいえ、これだけのことをいとも簡単にやってしまえるほどの知識がつくのはおかしい。そんな頭の良い人だったらもっと別の人生があったはずなのだ。

ローワンとて同じ。
いくらFBIのえらいさんの養女になったからといって、こんな華々しい将来があるのもおかしい。


それでもお話はどんどん進んでいく。
時間つぶしにはもってこいの本だ。
でもパトリシア・コーンウェルのような精神的深さがぜんぜん無い。
犯人の確固たる動機も最後までわからなかった。
著者の1冊目の本なので、これから良い作家になっていくのかもしれないけどね。


ノーラ・ロバーツの名前が使われているとおり、
セックスシーンがくどすぎ。あんなに細かいセックスシーンはいらんなあ。

3部作の1作目なので、続きは英語で読んでみたい。
また違った印象を得られるかもしれない。

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by Junpei642 | 2009-02-11 10:53 | Book Review

"Death in Paradise" Robert B. Parker

今までずっと書き綴っていたSunny Randallシリーズにも登場したJesse Stoneの本を初めて読んでみた。

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Sunny, Spencerシリーズと同じく舞台はボストン付近にあるParadiseという町。
JesseはParadise署のチーフだ。

ある日 少女の水死体が上がった。腐乱しており身元がわからなかったが、
彼女がつけていた高校のGraduate ringのおかげで身元判明。
Jesseは彼女の両親に会いに行くが、うちにはそんな娘はいないと言われるのだった。

いったい少女に何が起きたのか?

Crime NovelとしてはSunnyシリーズよりPlotがはっきりしていて読みやすかった。
でも、犯人の手がかりとなる物質証拠について書かれた伏線が結局どこへいったかわからない。意味ないじゃんというものもありちょっと欲求不満が残ったのも事実。

そしてこの著者の作品全般に見られる恋愛観がJesseシリーズにもちゃんとあった。
Sunnyが別れた元だんなとの関係をうまく処理しきれないように、Jesseも別れた妻との関係をうじうじと続けている。
週に1回会って食事したりセックスしたりするのも同じ。
Jesseの場合はもともとアルコール中毒っぽいものがあって、それをいつも悩んでいる。
前に働いていたLAの警察は、仕事中に酒を飲んだことでクビになっているのだ。
SpencerはShrink(精神科医)の彼女を持ち、Sunnyもリッチーのことで最終的にShrinkにかかる。(これはSpencerの彼女Susan)
JesseもShrinkではないけれど、アルコール問題を聞いてくれるShrinkのような男性のところにいって、自分の思いをぶちまけているし…

アメリカ映画でもShrinkはたびたび出てくるけれど、これだけお話の中にShrinkにかかるシーンを組み込んでいる著者Parkerさんはやっぱりおかしい。

Jesseは捜査上知り合った高校の校長先生Lilyとセックスをする仲になる。
でも心情的には別れた奥さんを愛していることに変わりは無く、
お話の終わりに、Lilyが"I think I love you."と言ってくれたのに、
Jesseは元奥さんを忘れられないし、また彼女とよりを戻すかもしれないし。。。などとうじうじ男炸裂だ。それを聞いたLilyは「もし彼女とよりを戻しても、友人として時々会ってくれるわよね」と言うと、"Maybe not"と答えちゃうんだよね。
Sunnyも同じような感じだけど、女性がそう思っているのと男性がそう思っているのとで読み手としては印象が違うから、私はうじうじ男のJesseの終始いらいらしてしまった。
これからもチャンスがあればシリーズを読みたいけど、たぶん同じように感じるんだろうな。

私は離婚経験が無いのでわからないけれど、
離婚した相手のことをいつまでも考えたり、思ったり、時には会って食事をしたり、エッチをしたりって一般的なことなのかな?
だったら別れるなよ!


というわけで、JesseシリーズはSunnyの男性版みたいな感じでした。
私はこれらのシリーズを完璧にラブストーリーとして読んでいます。
Crime Novelを読むのならもっと本格的なもののほうが気持ちよく読めるというものです。

日本から戻ったらさっそくTVシリーズの映画を見てみたいと思います。
DがVCDを貸してくれたけど、まずは本を読むことにしたんです。
楽しみです。

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ちょっと英語の本が続いたのでたまには日本語の本も読みたいな~
今日から日本です。
更新できるかな?それでは行ってきます。
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by Junpei642 | 2009-01-10 11:27 | Book Review

"Bet Me" Jennifer Crusie

ずっとRobert B. Parkerのハードボイルドを読んでいた私。
たまにはラブコメでも読みたいなと思って図書館でいろんな本を開いていて
見つけたのがこの本
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Bet Me

タイトルどおり、ある夜 バーで飲んでいた男女グループの中で交わされた「賭け」からはじまった恋がテーマです。

エッチをさせなかったことが理由で彼にふられたMinは女友達のLizaとBonnieと一緒にバーで飲んでいた。
そこにそのふった彼Davidがあらわれ、一緒にいたCalvinという男性に賭けをふっかけるのだった。
ただ、賭けというのは
*一ヶ月以内にMinと寝る 
というバージョンと
*Minを食事に連れ出す
というバージョンの二つがあったのだ。

「Minと一ヶ月以内にベッドを共にできる?」というDavidの質問に、
Calが「そんなの朝飯前さ」と答えるのをMinは偶然聞いてしまう。

その後でCalにDinnerに誘われたMinは、かっこいい男だし軽い気持ちでDinnerに出かける。
ただし、絶対にワリカンで食べると決心して…

二人は意外と気が合い楽しい食事を楽しむ。
それから、絶対に恋人同士にはならないという条件のもと、二人の仲はどんどん接近して、
ある日、他の友人と一緒にCalがコーチをつけている少年野球の試合を見に行くことになり、
そこで自分達でも信じられないくらい熱いキスを交わすのだった。

そして、このお話のテーマの一つはMinが太っていることだ。
太っていることを忌み嫌うMinの母は、家庭内でも娘達のカロリーを異常に気にして、
料理には絶対にバターを使わないことを強制しており、
"You cannot eat carbs" (Carbsは炭水化物= carbohydrate を多く含んでいる食べ物)としつこくいい、
パンやケーキなどを食べないように目を光らせているCalorie Policeなのだ。
Minの妹 ダイアナの結婚式を控えて、彼女が選んだドレスがきちんと入るように痩せろ痩せろとしつこくMinにせまる。
そのせいで、Minはパンを食べることにも罪悪感を感じて、ディナーもまともに楽しめない。

しかし、体が丸くたってそこが魅力だよと言って、CalはMinにおいしいものを食べさせようとする。

いろいろ紆余曲折、そして彼女をふったDavidとCalの元彼女で、いまだにCalを思いつづけるCynthieのいやがらせなどが重なり、二人はなかなか素直に恋人同士になれない…
もちろん賭けのために利用されていると思っているMinはだまされたくない一心でかなり消極的。

最後はHappily ever afterなんだけど、それまでのやりとりがいろいろあってそのお話に引き込まれてしまうのだ。

まるで映画でも見ているように楽しく読めたなかなかの作品だった。

でも、ここまで相性ピッタリな相手と出会える確率ってどんだけあるだろうか?

本から素敵な英語のフレーズを書き出せたらなと、
「洋書と英語の日々」の最新記事を読んで思っていたんだけど、夢中になって読んでいるので、あまり日本語で考えていない自分に気づいた。英語を英語で感じたまま読んでいて、時々どうしても意味が知りたいと思った単語だけを辞書で調べるぐらいだしね。
でも、このお話 めちゃくちゃ日常的な会話がいっぱい出てくるし、書き方が一人称じゃない分すごく勉強になったのも事実。
言葉少ないハードボイルドを読むよりも、こういうタイプの小説の方が頭はまわるし、読んだ後の自分の英語力にも還元されていることを実感できたかも。
この人の本をもっと読みたいと思ったけど、図書館にあまり置いていないようなので、次はペーパーバックを買い込んで何度も繰り返し読みたいと思っている。

ミステリーやクライムノベルばっかり読んでいるとたまにはラブストーリーは新鮮でおもしろいということに気づきました。


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うちわな話ばっかり続いたので、たまにはBook Reviewを書いてみましたが、
これとて万人受けする話題ではないですね。
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順調だったランキングもあっという間に落ちてしまいました。
もっと内容を吟味しないとだめですね。反省しております。
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by Junpei642 | 2008-12-29 11:21 | Book Review

"Spare Change" Robert B. Parker

Sunny Randallの最新刊 "Spare Change"を読み終えた。
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前回作 "Blue Screen"のReviewに書いたとおり、
Sunnyの恋の行方がどうなるか目が離せない状態だったんだけど、
作者は、Sunnyファンの心理をよく理解しているのか、結局ex-husbandのRichieとよりを戻す方向に設定したみたい。
ただし、Richieは最初に出てくるだけでそれ以降は登場させず、
今回のテーマだったらしい親子愛をとことん書き綴った形となった。

昔昔、Phil(Sunnyのお父さん)が警官としてバリバリ働いていた頃に起きたSpare Changeと名づけられた連続殺人事件。
結局、殺人事件はピタリとなくなり迷宮入りしていた。
ところが、最近になって、SpareChangeを思い出させる手紙がPhilのもとに届き、
やはりそれに関連した殺人事件があちこちで起きたのだ。
Spare Changeが復活したのか!
PhilとSunny親子は力を合わせて事件に挑むというのが、このお話のおおまかな流れである。
CrimeNovelとしては、今回の作品は起承転結まとまっていて読みやすかったけれど、
Sunnyの小説にともなう父娘関係が時にはうっとおしく感じられる。
本にもかかれているとおり、Sunnyは重度のエディプスコンプレックスである。
父の良いところだけ引き継いだ彼女のパーソナリティー
まったく気の合わない姉エリザベスと、どうして父親がこの女性を選んだのかいまいち理解できないような母、家族の中で自分だけが父親を理解しているとSunnyは思っている。
姉も母も自立できていないだけで、どこにでもいるような女性なのだ。
そして、それぞれ、自分が欠陥人間だなんて思わず、普通に暮らしているだけなのだ。


さて、気になるJesse Stoneとの恋の行方…
実は、Jesseは別れた奥さんのことを忘れられないようで、恋は自然消滅したようだ。
そこでRichie登場!
Richieは前作で奥さんが妊娠をしていた。
RichieはSunnyを愛しながらこの女性と結婚したため、Sunnyの写真を捨てることができず、彼のオフィスの本棚の上にひっそりと写真を置いてあったのだ。それを奥さんに見つかり、「捨てるから」と約束したのに捨てられず、捨てられなかったことをまた彼女に知られてしまう。
その結果、奥さんが出て行ったか、Richieが追い出されたか、どちらかは忘れたけれど、とにかくRichieは自分の気持ちに正直になることを決めて、やはりRichieを忘れることができなかったSunnyもその話を聞いて、よりを戻すことを決意するのだった。
赤ちゃんはどうなるのよ!などと要らぬ心配をしてしまった私 でもそれについてはな~んにも書かれておらず。
RichieとSunnyがよりを戻すことは別にいいんだけど、あまりにも身勝手な展開に開いた口がふさがりませんでした。こうなるなら、なんで作者はRichieにわざわざ結婚させたんだろうと思う。

Richieと言いJesseと言い別れた奥さんのことをいつまでも心から追い出せないでいるけど、
離婚するってことはどうしようもない結婚生活の果てにあるもので、お互い一緒にいたくないからそうなるんだと、離婚歴のある友人を見ていて思っていたけれど、そうじゃないケースもいっぱいありそうだな。
私の周りにもどうしようもないやつが一人いるし…

そういう意味で、Spare Changeは今までのSunnyシリーズを読んでいない人にはわからないことだらけなので、もし読まれるのであれば是非Sunnyシリーズを最初から読んで欲しい。

今のところSunnyシリーズはSpare Changeでおしまい。
続きがいつか出てくるかもしれないけれど作者もおじいさんだし、あまり期待せずに待ちたいな。

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書評というのはコメントがつきにくいので書くことをためらってしまうことが多いのが本音。
しかし大好きなSunnyシリーズの最後の本だったから、やっぱり書いておかないと後悔しそう。
というわけで今日は本のお話となりました。
しかし、この作品 男女間の心の動きをおもしろく書かれているので読むのはおもしろい。
単なるCrimeNovelの域を越えて、ある意味ラブストーリー仕立てのときもあるのがお気に入りです。
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by Junpei642 | 2008-12-17 11:44 | Book Review

"Blue Screen" Robert B.Parker

5番目のSunny Randallシリーズ "Blue Screen" 読み終えました。
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私はSunnyとその別れただんなRichieとの関係が好きだったんだけど、
著者はついに前作"Melancholy Baby"でRichieに再婚させてしまった。
Richieが再婚しちゃったら、Sunnyの精神状態はどうなるのよ!と思っていたら、
なんと、SpenserシリーズのSpenserの美人精神科医の彼女、Susanを登場させて、
彼女はそこに通うことになったりと、本題のミステリーよりももはやSunny物語になりつつあるのだ。

そして今回の作品には、な~んとJesse Stoneが登場だよ!
それもちょっとだけ出てくるのではなく、かなり意味のある役柄なのだ。

Blue Screenでは、Sunnyは有名女優Erinのボディーガードとして雇われるが、
まもなく、彼女のPersonal AssistantをしているMistyが何者かに首の骨を折られて殺されてしまい、ErinはSunnyを探偵として新たに雇いなおすことになるのだ。

そして、その事件をめぐってParadiseの警察署長であるJesseと出会う。
最初の印象は「Richieみたい」ってことだったので、
ひょっとして、ひょっとするのかなと思っていたらそのとおりだった。

てなわけで、今回はRichieとSunnyのやり取りは皆無。
一度だけ二人のCustodyであるRosie(犬だよ!)をRichieに預けるシーンで出てくるだけだった。
そうそう、最終的にRichieを諦めざるを得なくなったのは、Richieの奥さんが妊娠したことだった。
これには私もかなり傷ついちゃったわ。
しかしSunnyの存在、Richieの奥さんにとったらほんとうっとおしい前妻でしかないよね。

そしてJesseもまた離婚暦があり、その相手を完全に忘れられず、切るに切れない関係を続けていて、
精神科医にかかりながらも苦しんでいるという設定。
奥さんに浮気されたのにウジウジしているのだよん。
複雑だね。まったく!

(私はSunnyシリーズ、DはJesseシリーズをそれぞれ読んでいて、著者であるRobertさんが何か複雑なmariage problemをかかえているのかしら?と二人の間でよく話題になっている。)

いつしか二人は惹かれあい、Jesseの家でSexをしてしまう。
SunnyはJesseとそうなることを考えてか、スカートをはいてきたり、足を剃っていたり、
そのくせ脱ぎ難いタイトなブーツをはいていたり…
それを"ambivalent"という形容詞で表していた。
なるほど…

Sunnyはかな~りセックスが好き。
あちこちでかっこいい男性に出会いSexを楽しむ。
LAの映画業界で働くTonyもその一人。今回もTonyは出てくるしSexもする。
でもあくまでも"FUN"なのだ。
決してlovemakingではないのだ。
Richieとのそれはまさに"lovemaking"で、二人の間では決して"sex"という言葉は使わないとSunnyはJesseに話す。(二人は離婚後も1週間に一度は会って時間を共にしていた。)
"Love life is not same as sex life."
"And sex life is insufficient substitute."なるほどね。
セックスは愛し合う生活の代用品にならないってことね。
"But better than no substitute"
でもないよりはましなんだよね。

びっくりだったのは、ロデオドライブにある高級ブティックの試着室で立ったままエッチをしちゃうシーンかな。
これもう、ほんとびっくり。
パーカーさんどうしちゃったの?その後もこのエピソードがJとSの会話のあちこちに出てくるし…

こんなわけで、今回の作品は、事件の行方よりもこの二人の行方が気になってしかたないのだ。
ただ、事件の結末もまた、Erinが本当の愛に助けられる形で終わっていたので、
最初から「愛」がテーマだったのかも。

私も恋愛小説として読んでいたもんね。

そして、最後の1ページには
"I think maybe I love you"とSunnyがJesseに言って、
本人は「えっ?なんで そんなこと言うつもりもなかったし、口にするまでそのことに気づかなかったわ。」と考えているところがった。
もちろんJesseも"I think I might love you, too"と答えているし…
"I love you."という言葉を発するときって意外とそうなのかな?ふふふふふ…

さて、6作目の"Spare Change"をこれから読みます。
Jesseとの愛が深まるのか、ひょっとしてRichieとよりを戻すのかどっちだ~~

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by Junpei642 | 2008-11-27 15:46 | Book Review

ペーパーバックを読む楽しみ

図書館を利用するようになってから、ずっとペーパーバックを読んでいる。

今 はまっているのはライフログでも紹介しているRobert B. Parkerの
Sunny Rhandall シリーズの4作目 "Blue Screen"だ。
Sunnyシリーズは英語もわかりやすく、主人公とその周りの人の会話が多く、
英会話の勉強に非常に役立つ。
ああ、この言い方素敵。今度使おう!と思うものがいっぱいあるのだ。

わからない言葉が出てくる回数もかなり減って、ポイントになるような言葉のみを辞書をひくと言う感じで読みすすめている。
それに、今では娘に聞くことができるので、彼女がいろんな例をあげながら説明してくれるので非常に便利なのだ。

主にミステリーを好んで読んでいるけれど、ファミリータイプの小説も英語がそれほどハードではなく、
日常的なやりとりが続くのでおすすめだ。

ところが、これが文芸作品になってくると話が違ってくる。
先日も仕事先で留学経験のある日本人女性と話していて、
彼女は、あまりペーパーバックを読んだことがなく、知り合いにアガサ・クリスティーをすすめられて読んだそうだけど、ぜんぜんわからなかったそうだ。
実は私も近所の骨董屋でクリスティーの本を10ドルで買ったことがあるのだが、それほど難しいわけではないのに読めなかった記憶がある。
彼女の知人いわく、クリスティーの文体はSVOがしっかりしているので、どれが主語なのか迷うことがなく初心者には向いていると言われたそうなのだ。
今、手元にクリスティーの本が見当たらないのでわからないけど、本当にそうなのかな?
今度図書館でチェックしてみよう。

某ペーパーバック関連のサイトにはKazuo Ishiguroの「日の名残り」が美しく読みやすいので初心者に向いていると書かれていたことがあった。
Kazuo Ishiguroは幼少時にイギリスに渡り、イギリス作家として今では有名だ。
彼の有名作「日の名残り」"The remains of the day"は映画化されているし、
ご存知の方も多いと思う。
ある日、図書館でこの本を借りて読もうとしたけれど、こちらは英語がどうのこうのというより、
私がその世界に入れず断念しちゃった。

ひょっとしたら、英文科などで正統な英語を学んだ人にとっては、文芸作品っぽいものの方が読みやすいのかもしれないな。
私みたいに、ほとんど独学で系統だてることなく英語を学んだ人にとっては、もっと俗世間っぽい内容のもののほうが合うってことかもしれないな。

私の知り合いKさんは、どちらかというとノンフィクションっぽい内容が好きらしく、
完璧に辞書をひきながら、なんとかの謎を探るみたいなタイプのまじめな本をいつも読んでおられる。
Kさんは理系人間なので、そっちの方が合うんだろうな。
私はちょっとそれ系は苦手で、日本語でもあまり読まない。

でも彼と私の共通点はパトリシア・コーンウェルなんだけど…
パトリシア・コーンウェルの本も、どっちかと言えば読みやすい部類に入ると思う。
日本語に関しては素晴らしい翻訳家 相原真理子さんのおかげで原作から極端に離れることなく、コーンウェルワールドを楽しめるものね。


おすすめのサイトがある。
洋書と英語の日々
ミステリーのペーパーバックの中のフレーズを取り出し、ものすごく深く掘り下げて書かれている。
それだけではなく、英語をとりまく雑学であふれているし、英語関係の本の紹介も多く、実に読み物としてのサイトとして私は楽しんでいる。
ただ、更新スピードが遅いので、なかなかアップデートされないのがさみしいのだが…

というわけで、別に日本語でも英語でも本を読むのはとっても楽しい。
けど、香港にいるので日本語の本を買うのはちょっと大変。
洋書とて例外ではなく、イギリスから送られてきているのでかなりお高い。
だから図書館利用は本好きには仕方ないんだよね。

ミステリーばっかり読んでも仕方ないので、たまには文芸作品やノンフィクションも手にとらないとだめだな。
今、読みたいのはジェーン・オースティンのエマ
今度是非挑戦してみよう。

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by Junpei642 | 2008-11-23 16:07 | Book Review

シオミパイヤの苦闘

「シオミパイヤの苦闘」 たった一人だけの帰還者

これは私の義父が残した戦争体験記のタイトルです。
生前、何度も出版の話が出ていたのですが、わざわざ本に出すほどのこともないということで、
自ら出版することはなく、亡くなってから知り合いの方が出版してくれたものです。
出版者は一応 義母の名前になっていますが…

たった一人だけの帰還者-まさにその通りで、パプアニューギニア近くにある島 ブーゲンビル島では、
日本軍とアメリカ軍、オーストラリア軍との間に激しい戦いが長く続き、
戦死、戦病死あわせて7万人の日本兵が戦死されたと言われています。
そのため、ブーゲンビル島の別名は墓島でした。

どうして戦争になったかとか、アメリカ軍、日本軍の関係など詳しいことはネットで検索をかければ
たくさん出てきますが、義父が書いたことはそういう歴史的な背景とは関係なく、
「激戦地帯での戦いはどんなものだったのか?」ということを知るためのノンフィクションなのです。

武器も食べ物も豊かなアメリカ軍とオーストラリア軍
それにくらべて

-あの十五ヶ月は人間らしい食べ物にお目にかかることはなかった。
-弾薬、兵糧、医薬品の補給は零
-軍靴に何年もご無沙汰の足

などなど、もう最悪の戦地だったことがわかるのです。

食べ物はないので 虫や草、キノコなど食べられるものは何でも食べたし、
時には死んだ敵兵が持っている食べ物セットを奪って飢えをしのいだり、
それも命がけで、この食べ物セットを拾いに行って殺される場合もある。

戦って死んだ人もおれば、栄養失調でなくなる人もたくさんいただろう。
病気や怪我をしても、薬も何にも無い。

4年もはだしで過ごしたなんて信じられませんでした。
ジャングルですよ。

義父が終戦まで生き延びて日本に復員したとき、
半そで半ズボンのボロボロな服を着て、足には何もはいておらず、飯盒をぶらさげて帰還したそうです。
同じ復員者でも、中国からの場合はいっぱい服を着て、かなり着膨れていたそうなので、
戦地によってかなり差があることもわかります。

兵隊の命のあまりにも軽いこと。
それでも「天皇陛下万歳」と言って死んでいく人もいたし、
これが本当に起きたのかどうか、ふしぎに思うぐらいの世界が現実にあったんだなあとじわじわと感じさせてくれます。

こんな激戦区で一人生き残り、無事帰還した義父
生きていることが奇跡状態ですので、その父から生まれた主人と結婚した私、
そして生まれてきた娘 みんな奇跡の生物のように思いました。

ブーゲンビル島で
10cmずれたところに座っていたら死んでいたかもしれない。
栄養失調で死んでいたかもしれない。
毒きのこを食べて死んでいたかもしれない。
脱走して射殺されていたかもしれない。
手榴弾で殺されていたかもしれない。

そんな人から生まれただんな、そして娘の命ってすごいアメージングな気がします。

あそこで命を捨てたとずっと思っていた義父
チラシの裏に書かれた遺言には、遺骨はブーゲンビルの海に撒いて欲しいと書いてあったそうです。
それが無理ならば鳴門の海でいいということだったので、家族は散骨を鳴門で済ませてしまったのですが、
ブーゲンビルまで行ってあげれば良かったのにね。まだチャンスはあるかな。

「シオミパイヤの苦闘」は104ページの同人誌みたいなつくりの本で、
出版はされましたが売られていません。

しかし、この「シオミパイヤの苦闘」をご覧になった
よねもとひとしさんが 著書「あの世」という本に、全編そのまま引用してくださったので
普通に本屋さんで売られていますし、Amazonなどネットショップでもお買い求めいただけます。

「あの世」はまだ全部読んでいませんが、義父の手記をテーマに、あの世について書かれたものです。


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by Junpei642 | 2008-11-19 18:08 | Book Review

"Melancholy Baby" Robert B. Parker

サニー・ランドールシリーズ 第4弾は "Melancholy Baby"だ。
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前作の終わりから、別れただんなRichieとの関係も改善されるのかと思いきや、
彼の再婚というショッキングな始り方をした。
そのせいで、サニーは非常に荒れている。
そりゃそうだろ。読んでいる私だって荒れそうになってくるもの。

荒れている彼女のもとに新しい依頼が届く。
Birth Certificateもないし、赤ちゃんのころの話もよくわからないSarahという大学生が、
ひょっとしたら自分の両親は本当の親では無いかも!と疑問をいだき、
それを解明するためにサニーのところへとおくられてくる。

荒れていたサニーだが受けることにする。

Sarahの両親に会うサニー、やはり記憶があいまいで確かにおかしい。
DNAテストをすすめても二人とも拒否するのであった。

調査がはじまってすぐ、サニーが何者かに襲われたり、サラ自身も大学の寮で暴漢に襲われると言うハプニングが起きた。
そして謎の人物からある場所へ来るように言われる。
誰かが、Sarahに真相をつきとめられるのを阻止しようとしていることがわかる。
そして、最初の殺人が起きる…

今回は精神的にビッグダメージを受けたサニーは、前作Shrink Rapにちなんで専門家のカウンセリングを受けている。仲良くしていたShrink(精神科医のことを英語でこう呼ぶ)がリタイアするにともなって、新しい女性のShrink スーザンを紹介される。実はこのDr.Silvermanは著者の有名作品 スペンサーシリーズの主人公のガールフレンドらしい…
スーザンと話ながら、自分自身が抱えている問題をつきつめていくのと、Sarahが自分はいったい誰なのかをみつめていくのと、ダブルになっているのだ。

やはりサニー・ランドールシリーズはミステリーというより、女性の心の動きをとことんテーマにしていると感じるし、作品の中に何度もセラピーのシーンを練りこむことで、違った魅力を出していると感じる。
今回のテーマは親子関係って感じで、自分にも重なる部分をたくさん発見できて、余計にサニーを身近に感じたりもした。
それにRichieとの会話も不動っていうか、結局、結婚したがらないサニーを切り捨て、自分と結婚したいと思ってくれる女性をRichieは選ぶのだけど、根底には、どうしてもサニーがいて、違う女性と結婚してもなお、サニーを愛しているんだものね。

これからサニーとリッチーはどうなっていくんでしょうか?

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by Junpei642 | 2008-10-14 10:28 | Book Review

"Shrink Rap" Robert B. Parker

サニー・ランドールシリーズ 第3弾! "Shrink Rap"
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図書館にあったのでさっそく借りてきた。
本はボロボロだったので、図書館のサービス係りへ持っていって修理してもらいました。

さて、サニーのお話3冊目ですが、今回は今までの作品の中で一番の仕上がりとなっていました。

ベストセラー作家 メアリー・ジョアンからボディーガードの依頼を受けたサニー
彼女がアメリカのあちこちにサイン会などに出かける際、ストーカーのようにつきまとう前夫から身を守るためだ。
彼女はその真相はなかなか語らないが、あちこちに出没する元旦那のサイコセラピスト、ジョン・メルビン
ついには、血まみれになって現れたり、Bostonから遠く離れたLAのホテルにまで現れたため、
これはストーカー問題以外に何かあると思い、患者のフリをして彼のもとへセラピーを受けに行くサニー

サニーはこの依頼以外に自身でも問題をかかえていたのだった。

というのは、家庭の事情で愛し合っているのにも関わらず別れることになった元夫リッチーに
なーんと新しいガールフレンドができたのだった。
サニーとリッチーは毎週水曜日には必ず食事を一緒に食べ、時にはメイクラブをする関係で、
別れたと言っても特別な関係で、サニーもそれに満足していた。
結婚問題に悩む姉や、長年連れ添った夫と別れて悩んでいる親友ジュリーにも、自分たちの関係は円満だと伝えていたのに、
リッチーから、さらりと、「気になる女性ができたんだ」と告白されショックを受ける。
「彼女とはもう寝たの?」と聞くサニー
「もちろんだよ。」と答えるリッチー
うーん複雑だなあ。
私はまるでサニーになったかのように心を傷めながら今回の作品を読みすすめていった。

けどリッチーは新しい彼女ができて、彼女のことを大事に思う傍ら、
サニーときちんと切れることはできないと言う。
二人とも愛しているってことね。

さてメアリージョアンの件は、ただのボディーガードではなく調査もはじめてしまったため、
サニーにいやがらせがはじまる。
ジョンのところに出入りしている弁護士がやってきて、この件に首をつっこむのであれば、
そのうち殺されて川に浮かぶことになるだろうと脅迫してきた。

ますます燃えるサニー

リッチーや親友のゲイ スパイクは、こんな危険な事件は、リッチーのお父さんかおじさんにお願いして片付けてもらおうと提案するが、探偵の意地でも自分で解決すると言い張る!
実はリッチーのお父さんとおじさんはマフィアなのだ。
だから彼らに頼むって事は、結局誰も知らない間に闇に葬り去られるというわけ。
至って簡単なんだけど、警察官の娘であり、自らも警察官だった自分としては、そういう処理の仕方はいやなわけ。

最後はサニーがおとりになり、彼らの悪事を暴くのだが、それには自らの恋愛問題を確かめるという目的もあり、リッチーに助けを求めて事件を解決する。

あまりにおもしろくて、一気に読んでしまった。

しかし、自分の最愛の人と思って大切にしてきたリッチーにガールフレンドができるなんて、
予想外の展開で、リッチーファンな私としては本当に不安な気持ちで読んでいた。
サニーはサニーなりに新しい恋人を得ようとするものの、
ちょっとつきあっていたブライアンという男性は別の女性と婚約しちゃうし、
メアリー・ジョアンと一緒に行ったLAで知り合った男性ともなかなかうまく行かなくて
踏んだりけったりなのだ。


でもまあ最後は一応丸くおさまった感じ?

作者はひげを生やしたごついおっさんだけど、女心の難しさを微妙にうまく描いていていつも感心する。

この作品 日本語では「束縛」というタイトルです。

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by Junpei642 | 2008-10-06 17:44 | Book Review


香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!


by Junpei64

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