20世紀少年 第一章~最終章まで
やっと見終えることができた3部作 「20世紀少年」
なんの情報も得ることなく見たのでそこそこ楽しめたと思う。
浦沢直樹の漫画がオリジナルで、それを映画化したもの。
漫画の世界ならではのストーリー展開で、話の内容的には発展中の昭和をところどころに感じられ、
ちょっとくすぐったくなるような内容だ。
年代的には大阪万博の時代なので私より4歳ぐらい上の世代の話だ。
自分達で作った秘密基地があり、そこに集まり仲良したちがとんでもない世界を繰り広げる。
あの時代を生きてきた人にとって、みんな似た様な経験があるのではないかな?
そうそう、その話に行くまでの、一番最初のシーン、学校の放送室に入っていき、自分の好きなレコードをかけるという行為。
そのときの曲がこの映画のタイトルで、Twentieth Century Boyなのだが、実は私にも同じ経験があって、給食の時間にかかるしょうもない曲をやめさせるために私は友達を放送部に送り込み、ある日自分の好きな曲をかけた。私がその場にいたのかどうか記憶はあいまいなのだが、確かBeatlesの赤盤を持ち込んだ記憶がある。
Love me doがかかるや否や、放送室の前だった職員室にいた先生がとんできたのを覚えているので、やっぱり私は放送室にいたんだよな。それにとんできた先生は私たちの担任だった。
叱られたけど、なぜか爽快な思い出だ。そんなことをこの映画を見て突然思い出した。
自分では何かを大きく変えたいと思ってやったけど、なんにも変わらなかった。 映画の中で主人公はそう言った。
しかし、実はもっと前にいろいろ始まっていたというわけ。
久しぶりに集まった同窓会の席で、子供のころ主人公達が作った秘密基地のマークを使った宗教があることを知る。当時の幼馴染はその宗教をはじめた「ともだち」が誰なのかを詮索しはじめる。
「ともだち」の正体は最後までなかなかわからなくていらいらするけど、そこまで行き着く長い長い道のりは、ほとんど迷走することなく進んでいく。
最後までいまいちわからないこともあるけどね。
こんなこと絶対に起きるはずないけど、そこが漫画の世界で、映画の中では起きてしまった。
この話もまた、1Q84と同じでオウム真理教、地下鉄サリン事件を題材にしていた。
しかし、世の中が自分が子供のころ書いた物語と同じになったらびっくりするよねえ。
キャスティングがかなり良かった。
漫画を読んでいないのでなんともいえないけど、なかなかうまく作れていたと思う。
特にめっちゃかっこいい役で登場するのは豊川悦司だ。この人どんな役やってもかっこいい。
主人公の唐沢よりずっとずっと良かった。
恐ろしい事件が起こっているのに、ぜんぜん悲壮感の無い作りになっていたので3つもあったけどのんびり見れた。
音楽も良かった。
ただ、最後のシーンが余計だったかもね。ふーん、そんなこともあったんだ。
でももう過去も未来も変えられないよね。
人気が出たのがわかる。
おもしろかったよ。
今日もよろしくお願いします。
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あの時代を生きてきた人にとって、みんな似た様な経験があるのではないかな?
そうそう、その話に行くまでの、一番最初のシーン、学校の放送室に入っていき、自分の好きなレコードをかけるという行為。
そのときの曲がこの映画のタイトルで、Twentieth Century Boyなのだが、実は私にも同じ経験があって、給食の時間にかかるしょうもない曲をやめさせるために私は友達を放送部に送り込み、ある日自分の好きな曲をかけた。私がその場にいたのかどうか記憶はあいまいなのだが、確かBeatlesの赤盤を持ち込んだ記憶がある。
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叱られたけど、なぜか爽快な思い出だ。そんなことをこの映画を見て突然思い出した。
自分では何かを大きく変えたいと思ってやったけど、なんにも変わらなかった。 映画の中で主人公はそう言った。
しかし、実はもっと前にいろいろ始まっていたというわけ。
久しぶりに集まった同窓会の席で、子供のころ主人公達が作った秘密基地のマークを使った宗教があることを知る。当時の幼馴染はその宗教をはじめた「ともだち」が誰なのかを詮索しはじめる。
「ともだち」の正体は最後までなかなかわからなくていらいらするけど、そこまで行き着く長い長い道のりは、ほとんど迷走することなく進んでいく。
最後までいまいちわからないこともあるけどね。
こんなこと絶対に起きるはずないけど、そこが漫画の世界で、映画の中では起きてしまった。
この話もまた、1Q84と同じでオウム真理教、地下鉄サリン事件を題材にしていた。
しかし、世の中が自分が子供のころ書いた物語と同じになったらびっくりするよねえ。
キャスティングがかなり良かった。
漫画を読んでいないのでなんともいえないけど、なかなかうまく作れていたと思う。
特にめっちゃかっこいい役で登場するのは豊川悦司だ。この人どんな役やってもかっこいい。
主人公の唐沢よりずっとずっと良かった。
恐ろしい事件が起こっているのに、ぜんぜん悲壮感の無い作りになっていたので3つもあったけどのんびり見れた。
音楽も良かった。
ただ、最後のシーンが余計だったかもね。ふーん、そんなこともあったんだ。
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by junpei642
| 2012-04-07 17:13
| Movie Review
香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!
by Junpei64
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