"Death in Paradise" Robert B. Parker
今までずっと書き綴っていたSunny Randallシリーズにも登場したJesse Stoneの本を初めて読んでみた。

Sunny, Spencerシリーズと同じく舞台はボストン付近にあるParadiseという町。
JesseはParadise署のチーフだ。
ある日 少女の水死体が上がった。腐乱しており身元がわからなかったが、
彼女がつけていた高校のGraduate ringのおかげで身元判明。
Jesseは彼女の両親に会いに行くが、うちにはそんな娘はいないと言われるのだった。
いったい少女に何が起きたのか?
Crime NovelとしてはSunnyシリーズよりPlotがはっきりしていて読みやすかった。
でも、犯人の手がかりとなる物質証拠について書かれた伏線が結局どこへいったかわからない。意味ないじゃんというものもありちょっと欲求不満が残ったのも事実。
そしてこの著者の作品全般に見られる恋愛観がJesseシリーズにもちゃんとあった。
Sunnyが別れた元だんなとの関係をうまく処理しきれないように、Jesseも別れた妻との関係をうじうじと続けている。
週に1回会って食事したりセックスしたりするのも同じ。
Jesseの場合はもともとアルコール中毒っぽいものがあって、それをいつも悩んでいる。
前に働いていたLAの警察は、仕事中に酒を飲んだことでクビになっているのだ。
SpencerはShrink(精神科医)の彼女を持ち、Sunnyもリッチーのことで最終的にShrinkにかかる。(これはSpencerの彼女Susan)
JesseもShrinkではないけれど、アルコール問題を聞いてくれるShrinkのような男性のところにいって、自分の思いをぶちまけているし…
アメリカ映画でもShrinkはたびたび出てくるけれど、これだけお話の中にShrinkにかかるシーンを組み込んでいる著者Parkerさんはやっぱりおかしい。
Jesseは捜査上知り合った高校の校長先生Lilyとセックスをする仲になる。
でも心情的には別れた奥さんを愛していることに変わりは無く、
お話の終わりに、Lilyが"I think I love you."と言ってくれたのに、
Jesseは元奥さんを忘れられないし、また彼女とよりを戻すかもしれないし。。。などとうじうじ男炸裂だ。それを聞いたLilyは「もし彼女とよりを戻しても、友人として時々会ってくれるわよね」と言うと、"Maybe not"と答えちゃうんだよね。
Sunnyも同じような感じだけど、女性がそう思っているのと男性がそう思っているのとで読み手としては印象が違うから、私はうじうじ男のJesseの終始いらいらしてしまった。
これからもチャンスがあればシリーズを読みたいけど、たぶん同じように感じるんだろうな。
私は離婚経験が無いのでわからないけれど、
離婚した相手のことをいつまでも考えたり、思ったり、時には会って食事をしたり、エッチをしたりって一般的なことなのかな?
だったら別れるなよ!
というわけで、JesseシリーズはSunnyの男性版みたいな感じでした。
私はこれらのシリーズを完璧にラブストーリーとして読んでいます。
Crime Novelを読むのならもっと本格的なもののほうが気持ちよく読めるというものです。
日本から戻ったらさっそくTVシリーズの映画を見てみたいと思います。
DがVCDを貸してくれたけど、まずは本を読むことにしたんです。
楽しみです。


ちょっと英語の本が続いたのでたまには日本語の本も読みたいな~
今日から日本です。
更新できるかな?それでは行ってきます。
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Sunny, Spencerシリーズと同じく舞台はボストン付近にあるParadiseという町。
JesseはParadise署のチーフだ。
ある日 少女の水死体が上がった。腐乱しており身元がわからなかったが、
彼女がつけていた高校のGraduate ringのおかげで身元判明。
Jesseは彼女の両親に会いに行くが、うちにはそんな娘はいないと言われるのだった。
いったい少女に何が起きたのか?
Crime NovelとしてはSunnyシリーズよりPlotがはっきりしていて読みやすかった。
でも、犯人の手がかりとなる物質証拠について書かれた伏線が結局どこへいったかわからない。意味ないじゃんというものもありちょっと欲求不満が残ったのも事実。
そしてこの著者の作品全般に見られる恋愛観がJesseシリーズにもちゃんとあった。
Sunnyが別れた元だんなとの関係をうまく処理しきれないように、Jesseも別れた妻との関係をうじうじと続けている。
週に1回会って食事したりセックスしたりするのも同じ。
Jesseの場合はもともとアルコール中毒っぽいものがあって、それをいつも悩んでいる。
前に働いていたLAの警察は、仕事中に酒を飲んだことでクビになっているのだ。
SpencerはShrink(精神科医)の彼女を持ち、Sunnyもリッチーのことで最終的にShrinkにかかる。(これはSpencerの彼女Susan)
JesseもShrinkではないけれど、アルコール問題を聞いてくれるShrinkのような男性のところにいって、自分の思いをぶちまけているし…
アメリカ映画でもShrinkはたびたび出てくるけれど、これだけお話の中にShrinkにかかるシーンを組み込んでいる著者Parkerさんはやっぱりおかしい。
Jesseは捜査上知り合った高校の校長先生Lilyとセックスをする仲になる。
でも心情的には別れた奥さんを愛していることに変わりは無く、
お話の終わりに、Lilyが"I think I love you."と言ってくれたのに、
Jesseは元奥さんを忘れられないし、また彼女とよりを戻すかもしれないし。。。などとうじうじ男炸裂だ。それを聞いたLilyは「もし彼女とよりを戻しても、友人として時々会ってくれるわよね」と言うと、"Maybe not"と答えちゃうんだよね。
Sunnyも同じような感じだけど、女性がそう思っているのと男性がそう思っているのとで読み手としては印象が違うから、私はうじうじ男のJesseの終始いらいらしてしまった。
これからもチャンスがあればシリーズを読みたいけど、たぶん同じように感じるんだろうな。
私は離婚経験が無いのでわからないけれど、
離婚した相手のことをいつまでも考えたり、思ったり、時には会って食事をしたり、エッチをしたりって一般的なことなのかな?
だったら別れるなよ!
というわけで、JesseシリーズはSunnyの男性版みたいな感じでした。
私はこれらのシリーズを完璧にラブストーリーとして読んでいます。
Crime Novelを読むのならもっと本格的なもののほうが気持ちよく読めるというものです。
日本から戻ったらさっそくTVシリーズの映画を見てみたいと思います。
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by Junpei642
| 2009-01-10 11:27
| Book Review
香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!
by Junpei64
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