カテゴリ:Education( 79 )

子供の言葉について

メインホームページの掲示板に書き込まれた子供の言語についての質問、
私も昔は同じようなことで悩んでいたっけ。

書き込まれた方は、ご主人が海外中心に転勤されるので、とりあえずどの国へ行っても困らないように、子供の教育は英語で受けることに決められ、今インター校へお子さんを通わせておられる。
しかし、同じ年齢のNativeの子供に比べて英語力はやはり後れているし、かといって、英語で教育を受けさせてから時間が経っているようで、日本語の方も同学年の子より後れているようで、この先どちらの言語もどっちつかずになるのではないかと心配されている。
つまり一般的にセミリンガルと呼ばれる状態ってことかな?

香港にいると純英語圏ではないため、クラスにいる子もいろんな国の子がおり、なかにはたどたどしい英語を話す子もおれば、Nativeもおり、同じNativeでもインド、パキスタン系の子供はきついアクセントがあったりするので、小さいうちは英語が発達するのに時間がかかるのかもしれない。しかし、この方は将来 英語圏へ転勤する可能性もあるのだから、そういう場所に行けば急に英語が伸びることが期待できるので、何ら心配しなくてもいいと思う。

うちの娘は何度も書いているけれど、言語の習得が得意ではなかったため、かなり大きくなるまで英語で苦労した。しかし、そんな状態でもカナダの大学へ行ってみて、特に自分の英語に問題を感じるわけでもなく、カナダ人にとっても彼女が留学生だなんて意識することが無いぐらい普通に英語を話しているらしい。ただイギリスアクセントがなかなか抜けないらしいが…
話すことに関して、カナダに来てから伸びたと感じないけれど、書くことに関しては若干良くなったとは感じているようだ。

ここまでなる前に帰国になり、中途半端な状態で帰国子女枠受験して、幸い高校、大学に合格している人もかなりいるようで、結構、帰国子女の中でもまともに英語ができない子も最近ではたくさんいるみたいだ。そうなっては困るけれど、長く滞在できるのであれば英語に関しては何も問題はないだろう。

それより、私が心配するのは、日本語の維持の方だ。
日本語の維持はかなり真剣にやらないと身につかない。
うちの娘のように小学生の漢字でストップしてしまう子もいるかもしれない。子供によっては、自分が英語話者であると思い込み、まったく日本の文化に興味を持たなければ、アニメや漫画に触れることなく、母語としての日本語を確立できないまま大きくなるケースもある。
そうならないように、公文や塾に通わせて無理やりにでも日本語力を維持させることは、日本人として生まれた子供にとってはかなり大切だと思う。
お金はかかるけれど、それをやらなかった身としては、声を大にして言いたい。
特に高学年になり学校の宿題が増えていくころ、日本語の勉強まで手が回らなくなるのだ。
そこでやめてしまってはいけないと思う。

日本語の維持のため大切なことは、
1.家庭内では日本語で話す。(学校の先生は家でも英語を使ってくださいと言うかもしれないけれど、それはとりあえず無視)
2.日本語の中に英語が混ざるような話し方を親は絶対にしてはいけない。
3.毎日 絵本や簡単な本の読み聞かせをする。
4.できるだけいろんな会話を家族でする。
5.日本のテレビ番組を見せる。
6.子供が興味持ったことを英語の本、日本語の本 どちらもあたえて読ませる。
7.できれば日本人の子供が多く集まるところへ出かける。

家庭内ではこれぐらいかな?
あとは、塾など外部でできることかな?
通信教育もあるけれど、これは根気が必要である。

小学生なら、夏休みに帰国して日本の小学校に7月だけ通わせるのもいいと思うし、
日本人学校も7月の間はインターに通う子供を受け入れてくれるので、これを利用するのもおすすめだ。

日本人学校では、日本人の子供には無料で教科書を配布してくれるので、こういうのを利用して家庭内で勉強するのも一案だ。

英語が伸び悩んでいても、母語である日本語を確立させることで英語も伸びると言う事もある。
すぐには結果が出ないかもしれないけれど、「継続は力なり」と言う言葉を信じて精進してください。




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by Junpei642 | 2007-12-15 00:38 | Education | Comments(4)

英語のお勉強

今、日本語は英語を使って教えている。

生徒のほとんどがFoundation Levelなのでそれほど難しい英語を使うことはないけれど、
時には、一般的な日本の常識について話したり、少しできるようになった生徒が、日本のドラマで見た事について質問してきたりするたびに、なんと現してよいのかわからない言葉があったりして、彼女のレッスンには電子辞書を持参している。

私の英語は香港に来た頃はたいしたレベルではなかったし、今でもHearingが極端に悪くNativeの英語は時々聞き取れなかったりする。
語彙力はおかげさまで本を読んだり、新聞を読んだりすることで、この13年間でかなり改善されたと思う。それでも既に覚えたと思っていた単語でも咄嗟に出てこずあたふたすることもかなり多い。

そろそろ英語の勉強を再開する時期に来ているのかもしれない。
かといって、この忙しい日々の中で学習を続けていくことはかなりつらい。
一つだけ続けているのは本を読むことだけど、本の中に出てくるわからない単語を一つ一つ調べると本に集中できないため、ポイントになる単語がわからない場合のみ調べて、あとはだいたい前後の意味で推測して読んでいる。
それでもお話の場面が頭の中にVisionとして現れれば問題ないと思っているので、そのまま本を読み進めている。

新聞を読むことは語彙力アップにかなり助けとなる。
しかし、最近ではインターネットで時折英語の新聞、BBC,CNN,Washington Postなどを見るぐらいでじっくり読むことをしていない。
インターネットが無い頃はSCMPを買ってきてはシコシコと辞書を開いて読んでいた。
わからなかった単語、キーとなる単語はノートに書き写してみたり、それなりに頭に残るようにしていた。
ところが、今は辞書までネットで済ませてしまうため、わかったと思っていてもまったく記憶されていないことの方が多いかも。

あとは、アメリカのドラマを集中して見ることはかなり勉強になると思う。
ドラマを通して覚えた言葉を実践で使えば一番いいのだろうけれど、
いかんせん ここは香港、仕事で接する人たちはすべて英語はできるけれど、彼らの語彙力にも私と同じで限界があるのだ。結局お互いがわかる範囲内での会話になってしまい、覚えた言葉は引き出しの奥底で眠ったままだ。
そしていずれ忘れ去られる。

ああ~~非常に悪循環だ。
なにはともあれ、とりあえず勉強すると決めておこう。
TOEICの教材も半分やって放ったらかしになっているし、あれをちょこちょこしてみるか。

一日10分でも勉強して、新しい言葉や言い回しを覚えられますように。

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by Junpei642 | 2007-12-05 00:03 | Education | Comments(3)

香港での学費について

私のメインホームページの掲示板に、インター校にお子さんを通わせたいけれど、会社から日本人学校の学費分しか会社から支給されないので、残りは実費となり結構大変というような書き込みがありました。

原則として、香港に駐在する日本人の子供の学費は、会社により規定はまちまちだが、たいていのところは支給される。
多くは公平さを保つため、日本人学校の学費分しか支給されないのではないだろうか?

日本人小学校の毎月の学費がHK$2600ほど(HK$は1ドル14.5円ほど)
インター校の毎月の学費が約HK$5500~HK$13000ぐらいだろうか?
それから、学費とは別に英語を短時間で身につけるためにESLのクラスへ入らないといけない。
この費用も馬鹿にならないのだ。あとバス代も距離によって違うけれど、HK$600~1200ぐらいはかかると思う。

お給料も会社によって開きがあるけれど、駐在員はたいてい充分すぎるぐらいのお給料を得ている。(と思う)
家賃も会社が払っているケースが多いため、お給料のほとんどは手元に残るのではないかな?
日本でかかる費用(持ち家のローンなど)はこれとは別に日本側で支払われていたりするのかな?もちろんこちらの給料から払っている人もいるだろうけど。

大手の会社だと、気前良く上限なしに学費を払ってくれるところもあるだろうけど、
やはり日本人学校に通う家庭との格差が出てしまうため、原則として日本人学校分のみというところが多いと思う。

では、自腹を切ってまでインター校に通わせる価値があるかどうかということを良く考えなくてはならない。
うちは最初は異文化体験になることと、英語が身につくということもあって、3年間という任期も決まっていたため、非常に軽い気持ちでインターにいれた。
当時は学費も今と比べれば、日本人学校に毛の生えたぐらいだった。
ところが、自営業に途中で切り替わり、いつ帰るかもわからなかったので結局インター校を卒業させることが最終目的となったんだけどね。

確かに英語が身につくだけではなく、インター校のカリキュラムは面白い視点で教育を受けられるという点で魅力的だと思う。学費分の設備が整っており、日本と同じ内容の教育を受けていたとしても、そのアプローチの仕方がぜんぜん違っているとも思える。
高校ぐらいになると、日本の大学で学ぶぐらいの内容が当たり前に出てくることもある。
しかし、教育の緻密さを考えると、数学なんかはやはり日本の方が進んでいるかもと思えなくも無いけれど、今、よく言われる 「考える数学」となるとインター校のそれの方が奥深いかもしれない。

インター校にいれると、クラスメートとのアフタースクールの付き合いも派手だったりして、余分な費用がかかることもあるし、インター校によって校外学習の枠で海外旅行もあるので、その費用は時にはものすごいお金がかかることがある。
うちの子のように、住む世界が違うと、参加を諦めてくれればいいけれど、自尊心の強い子だとそれは精神的にきついこともある。
親とて、PTA活動や校内のボランティア参加などで、慣れない英語を使って精神的に疲労することも多々ある。英語が話せればこの話は関係ないけどね。



まあどっちでも、しっかり教育を受ければいいことだと今は思いますけどね。

だから、無理してまでインター校に入れる必要は無いと思うし、日本人学校はレベルも高いのでここで学ぶことは日本の地元の小学校で学ぶより刺激的かな?週2時間のNativeによる英語の時間も魅力的だ。いずれ帰国される立場であれば、日本人学校に通うことが無難ではないかな?その方が、子供にとって日本→インター校へのランディング/インター校→日本の学校へのランディングに起きる精神的ダメージも無いから楽といえば楽かもしれない。

それでも、無理して子供をインター校に通わせる人もいっぱいいる。
まあ、駐在員の給料なら少し切り詰めたら充分学費は出せるだろう。
給料が良ければなんでもできると、貧乏な私は感じる。

奥さん連中とのランチの回数を減らしたり、暇つぶしにいろんな習い事をしているけれど、それをやめてしまえばかなりのお金が捻出されるかもしれない。
うちなんて、少ない給料からなんとかやりくりして彼女の学費を13年間も払いつづけてきたのだから、たいていの人はできるだろうと信じている。

ただ、かつかつだと、子供の習い事にお金をまわせないとか、いずれ日本に帰ることを想定して塾通いをさせたいけれど、それができないなどの問題が生じてくるかな?
子供の習い事ってすごいお金かかるからね。

母親が働くことも一案だけれど、そうなるとメイドを雇わないとだめなこともあり、
結局よほどきちんとした会社でフルタイムで働かない限り、パートでは無理だろう。

ここが純英語圏で、税金をきちんとおさめていれば現地校に通わせることができる。
もちろん義務教育なので学費はかからない。
しかし、いかんせんここは香港
地元の学校は広東語が主体だ。
幼稚園から始めるのならまだましだと感じるけれど、小学校の途中からでは読み書きについていくのにどれぐらい時間がかかるかわからない。
小学校自体も、外国人の受け入れに慣れていないため、生徒も先生も苦労することは目に見えている。
これを考えると、純英語圏に身を置くのとえらい違いだ。

日本人学校があって本当に良かったと思う。

結論はどっちつかずですが、努力して切り詰めればできなくもない?
でも余裕がなくなるならやめておいたほうがいい。
学費も年々アップしていくのだから、いったいどれだけの金額を子供に投資することになるのか、そのあたりを冷静に考えて決断してもらいたいと思います。


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by Junpei642 | 2007-11-21 14:36 | Education | Comments(2)

子供の将来

今、日本語を教えている大人たちの中で抜群に日本語が上手な人がいる。
彼女はオーストラリアの大学を家庭の事情で休学して香港に戻ってきている。

大学で6ヶ月日本語を習ったと言っていたので、基本的な部分が出来ている程度かと思っていたけれど、初めてお会いしたときは結構会話が成り立つ状態になっていた。

今でも結構まじめに勉強しているみたいで、Jpopが好きな彼女らしく、歌詞の中からひろってきたわからない日本語についていっぱい質問される。
時には前後の言葉がわからないこともあって困るけれど、まあだいたい説明すればすぐに理解して、例文をパパッと作って驚かせる。きっと頭がいいんだろう。

この前のレッスンではじめて年齢を聞いてみたら、20歳だって。
うちの娘と1歳しか変わらないじゃない。
この落ち着きようはなんなの?とびっくりした。
娘にはもう長い間会っていないので、彼女のように落ち着いた娘になっていてくれるといいのに。

この彼女、たぶん語学を学ぶ脳が発達しているのだろう。
うちの娘の場合は、英語を学ぶのにも四苦八苦したので、大学の1年目は語学を選択していなかった。でも今年は気も変わってフランス語をとったらしい。
「おもしろいよ」と言ってたけどどうなんだろう?
英語がベースにあると、Frenchは学びやすいのかな?

娘は高校の中盤あたりまでは、デザインを専攻していた。
絵を描くのが好きで、ARTとDesigh Technologyを学んでいたけれど、
結局その宿題の多さとあいまいさに負けてしまって途中で心理学に寝返った。
今でも絵を描くのは好きなようだけれど、しばられるのが嫌いな放蕩娘らしく、
絵は趣味程度に好きなときに気晴らしのために描くのがいいそうだ。

これが美術科のある高校だったら多分許されないことだろうと思う。
まあうちは美術科のある高校や美大に入れるほど裕福でなかったことが、彼女の決意を優しいものにしていたのだろう。
だって、もし大学もART系にすすむとしたら、ポートフォリオの指導をきちんとしてくれるところに通わせないとだめだったろうし、美大はどこでも学費が高いものだ。それを考えると心理学に寝返ってくれて良かったかな?

でも、ARTとDTをやったおかげで、PHOTO SHOPやCorel Drawなどデザイン関連のコンピューターソフトをいとも簡単に扱えるようになったし、物作り(商業デザイン)の基礎みたいなこともきちんとやっている。それはそれで日本だと専門学校に行って学ぶ人もいるわけだから良かったかな?

カナダの大学は途中から専攻を変えられると聞いている。
彼女は今のところ心理学で頑張っているようだけれど、はっきり言って心理学って将来のビジョンがたてにくい学問だと思う。
日本からの留学生は、就職に有利なように国際関係学なんかを専攻している人が多い。
娘はその辺はぜんぜん興味ないとおっしゃる。
でも将来を考えるなら経済とか、政治とか未来が開けやすい学問をやるべきではと、親としては思うのだけれど、ここまで来ると彼女の人生だし彼女にまかせるしか無いよね。

とりあえず残りの学生生活をつつがなく終えてくれることを願う。
もちろん経済的にサポートしているのは私達なので、
途中でくじけることなくサポートしたいけれど、息切れしたら休学して働くと言ってくれているので、その時はその好意をありがたく受けるかも。
情けない親ですが、小中高と彼女に投資した金額は半端ではないもので…

おもしろいもので、子供の教育の話題になると、仕事やプライベートで知り合う、香港で自営されているお母さんやお父さんとお互いシンパシーを感じてしまい、なんだかお互いの距離が縮まるのだ。

みなさん子供のために苦労されているんだなってことがわかり、私も頑張ろうと思えるのだ。

娘もなんとか普通の社会人になれるように頑張ってください。

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by Junpei642 | 2007-11-18 20:52 | Education | Comments(6)

勘違いだらけの英語学習?

Yahoo Newsの中に「パブリックニュース」という欄があるのをご存知ですか?
私は昨日初めてこういうニュースがあることを知った。
一般の記者が書く記事ではなく、市民レベルの記事=本来のWeblogということか?
そこで「勘違いだらけの英語教育」という見出しをみつけ何気なく読んでみた。

テニスプレーヤーの松岡修三氏の「“国際人”になるためには、日本(自分の国)のことを良く知っておくということも大切だが、“グローバルスタンダード”を知っておくことも大事なんですよね」というコメントから始まっているこの記事、私も通ってきた道なので興味深く読んだ。

最近は日本でもあまり言われなくなったけど、「グローバル」という言葉がもてはやされた時期があった。日本的なやり方、考え方はグローバルではないというわけだ。
教育もグローバルならビジネスもグローバル、ついでに政治も本当はもっとグローバライゼーションしなくちゃいけないのだろうけど、それはそんなに簡単にすすむわけではない。

ペリーも昔はこのグローバライゼーションをひっさげて浦和港に乗り込んできたんだもんね。

しかし、グローバルと言っても日本以外の国すべてがグローバルスタンダードにのっとっているわけではないのに、グローバルスタンダードって本当は何よ?と言いたくもなる。

しかし、ビジネス面ではいつまでも手形で支払える日本という国は、まったくもってグローバルスタンダードに乗り遅れているとしか思えない。
海外ではたいていのところは「いつもニコニコ現金払い」が鉄則である。
商品を買うときは30~50%の前金の支払いが条件だし、残金も商品納入時ということが多い。
3ヶ月や6ヶ月の手形が通用するのは私にとって信じがたい現実だ。
以前、海外貿易を始めた日本の会社が、取引先の会社(香港)に手形を送ってきたというあほみたいな話を聞いたことがある。海外貿易をしようとするなら、支払い条件についてもっと勉強してからにして欲しい。グローバライゼーションはこんなところから始まるべきだ。

でもそれ以外に、欧米のスタンダードが良くって日本が劣っているということは絶対に無いと思うし、日本独特のビジネスのやり方が今までの日本を育ててきたということもあるので、すべてを否定するのはどうかと思う。

海外に住み始めて日の浅い人にはよく起こり得ることがある。
それは、日本人の常識(common sense)を住んでいる国で通用させようとすることだ。
私も同じ道を通ってきた。慣習の違う香港人を相手に、時間がルーズだとか、なまけものだとか、いろいろネガティブなことばかり気になって香港の悪口ばかり言っていた。
それでストレスが貯まっておかしくなる人もいるぐらいだ。
でもそれは日本人のスタンダードであって、香港人のスタンダードでは無いのだ。
香港でそれがまかり通っている以上、外国人である私はそれに従うしか無いってことだ。

もちろんここにいると、イギリス風な仕事の仕方、考え方がどこかに刷り込まれていると感じる。
返還まではイギリス人が威張っていた。
イギリス人は中華思想と同じく、七つの海を制してきた我らが一番と思っていることも多い。
けど、実際は個々の教育レベルにすごく差があって、公平な教育を受けてきた日本人にとって、「あほやなあ」ということも多々発生する。
でも、ここで「日本ではこうやねん」と意気込むことはしない。
みなそれぞれだから。
でもお互いの国の政治や経済の話で言い争いになったときは、自分の国の良いところも悪いところもきちんと理解して相手に冷静に事実を伝えたいと思っている。決して感情的にならないことが大事だ。相手も少なくとも相手をレスペクトしながら話してくることが多い。
まあこれが「自分の国のことをよく知っておく」ということだろう。

それにしても記事にも書いてあったけれど、日本人はディスカッションがへたくそだということだ。
「論理より感情を優先する日本の情緒的な発想は、知的な活動においては不利に働くことが多い。海外での生活・活動において、価値観の多様性を受け入れることは非常に大事なことなのだ。」
これは日本人社会にいてつくづく感じることだ。
みんな同じ方向に走っていないと気がすまない国民だから仕方が無いのかもしれない。
長いものにまかれているのが心地良いと感じる人が多い。
同じ島国でもイギリスと日本ではえらい違う。まあこれもイギリス人みんなにあてはまるわけではないことは↑にも書いたけどね。

この記事の締めくくりも英語という言葉を習うだけではなく、英語は日本人以外の誰かとコミュニケーションを取るために使うので、英語圏の文化的背景を知ることも大切と書かれていた。
私にとっては、話す相手は英語圏だけにとどまらないので、結局広く浅く世界の情勢や文化について知識をつけておくことはとても大切だと感じる。もちろんそれを英語でどう伝えるかということも含めて。

最後に「英語を習得するためには、様々な知識や価値観を受け入れることから始めるべきだと思う。特にお子さんを持った、早期英語教育に力を入れる親御さんに言いたい。」としめられていたけど、私が知っている英語教育に熱心な親たちはその点でもバランス感覚のある人たちが多い。でもたぶんほとんどの人達は、そんなことを考えもせず「まず英語英語!」と熱くなっているのかもしれない。

結局、外に出てみないと見えないことばかりなので、日本にいてそれを学べと言う方が無理だと思う。でもいつ外に出るかわからないから、英語だけでも身につけておくことはいいかな?
↑に書いたことを学ぶのは別に後からでも遅くない。

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by Junpei642 | 2007-11-09 12:37 | Education | Comments(2)

水泳同好会

日本ではどこの学校でも既に夏休みに入っていることと思います。

ここ香港日本人学校では年間を通した休みの日数、人事異動が激しい時期も考えて休みがはじまる時期が国内と若干違っています。
ですから小学校も来週の終わりまで学校があります。

私がやっている水泳同好会も1学期のレッスンはあと一回になりました。

6月からはじまった水泳同好会、たった2ヶ月の間に子供たちはすごく成長しています。
タイムも短くなっているし、最初ぎこちない泳ぎ方をしていた子が、無駄なく動けるようになっています。
6月のはじめ、25mを泳ぐのがやっとだった数人の子が、200mをなんとか泳ぎきるようになりました。
ただ、息継ぎが上手にできなかったり、無駄な動きをして疲れがひどいと頭が痛くなったり、気分が悪くなったりしやすいので、2学期にこの点をもっと指導できればと思っています。

私が言ったことを素直に聞いて体の動きを変えていける子は上達も早いです。
「人の話をよく聞く」ということがどれだけ大切か、水泳を教え初めてよくわかりました。
人の話が聞けないだけで、他の子よりものすごく時間がかかるのです。

私が担当しているのは中級レベルです。
トップクラスはかなりハードに泳がされるので、泳いでいるフォーム、筋肉のつきかた、疲れ具合などをきちんと見極めて上にあげないと、せっかく上に行っても疲れてばっかりで、ちっとも練習に参加できない場合もあるのです。

2学期から上げると決めた子が数人います。
頑張ってくれるといいな。

今日も参加しています。
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体操の様子です。規律を教えるために水に入る前にきちんとやらせています。
体操を担当してくれているコーチがおられます。

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私のクラスです。ビート版や足にはさんで使うフローターなどがあるので、それらの道具を使って練習します。

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一番上のクラスです。コーチがめちゃくちゃかわいいです。
レッスンが終わった後の遊び時間にも、子供たちとよく遊んでくれます。

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おまけです。

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一番はしのレーンには足が届かない子のために、上げ底になっています。
ここは初級クラスです。
私も以前は初級クラスをずっと教えていました。

こんな感じでいっつも楽しく教えています。


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by Junpei642 | 2007-07-20 12:12 | Education | Comments(1)

子供の成長

今日は水泳の仕事でした。

6月はじめから始まってちょうど1ヶ月経ったので、先週と今週、タイムを計ってみた。

火曜日の生徒も木曜日の生徒も去年に引き続き同好会に参加した子が数名いる。

去年のタイムをメモしたノートがあったので、今日そのノートを持って水泳に行ってみた。

そして先週計ったタイムと比べてみると、どの子も3~4秒もタイムが縮まっていることがわかった。

去年の1月、2月は仕上げの意味で、何度も何度もタイムを計り自己新記録を更新できるようはっぱをかけながら、直すところはどんどん指摘して泳がせたけれど、数名はクロール25m30秒の壁がどうしても超えることができなかった。

それが、4ヶ月経った今、楽々とその壁を越えて、少ない子で3秒、多い子だと5秒ぐらい縮まっているから驚きだ。

これで、もう一つレベルの高いクラスにいれてあげることで、もっともっと早くなって、フォームも良くなるんだけれど、一番上のクラスはかなり泳がされるため、私のクラスに残りたいと言う子が多い。
無理やりいれても、やっぱり真中のレベルがいいと言う子もいるので、今は自主性にまかせて、お母さんにそれとなくはっぱをかけてもらうようにしている。

でも、子供の成長をこのような形で確認できることは本当に楽しいし嬉しいなと思う。

頭で考えるだけではどうしようもない水泳だけど、
頭でイメージすることでずいぶんフォームが変わるのも事実だ。
だからしっかり聞いてイメージして欲しいと思う。

できるだけ抽象的な言葉は使わず、子供がわかりやすいように説明するようにしているんだけれど、なかなか伝わらなくて歯がゆい。
でも、今日は平泳ぎのキックがうまくできなかった子が、たぶん家で練習したんだろうけど、
足の甲ではなく、裏でキックできるようになっていた。
これもまたすごいことなので感激した。ほめまくってあげた。

子供と関わりあうだけではなくて、
今の季節、めちゃくちゃ蒸し暑いし、水の中に飛び込む瞬間は至福の時だ。
すごく気持ちがいい~

プールサイトで見ているお母さんたちはさぞかし暑いだろうと思って、
「たまには水着を持ってきて一緒に入られたらどうですか?」
と言うと、
この太った私の前で、「いやあ 人前で水着になんかなれませんよ 恥ずかしくて~」と毎年毎年判で押したように同じ言葉が返ってくる。
気持ちいいのにな~といつも残念に思う。

今日はすごい雨が降ったので、山にかこまれた日本人学校エリアはマイナスイオン出まくりで、山のいいにおいが楽しめた。
田舎ものなのでこの匂いをかぐと落ち着くのだ。

水泳同好会の仕事を続けていて良かったな。

今日もぽちりとお願いします。なかなかランク上がりませんけどね…

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by Junpei642 | 2007-07-06 01:50 | Education | Comments(2)

家庭教育、学校教育

私の人生を振り返ると反省することばっかりで、
えらそうに教育を解く身分でもなんでもないけれど、
でも教育って本当に大事だと感じるのです。

私自身は頑張り屋でもなんでもなくて、
両親も、そんな私にはっぱをかけてくれなかったし、
ちょっと発達障害のあった弟ばかりが家では問題になっており、私のことは後回しという感じでした。(弟の障害については、今になってADHDやLDの現状を知って、彼はそうだったんだなとわかったけど、当時では単なる問題児で、落ちこぼれ扱いを先生にされていました)

父は本当に賢い人なので、できの悪い二人の子供をどんな気持ちで育てていたのか、
それについて聞いてみたいけど、怖くて聞けないのが現実です。

でも、躾はきちんとしてくれていたように思うし、暖かい家庭を作ってくれていたので、
それは本当に感謝をしています。
発達障害を引きづりながら社会に出た弟も、ある日職場の上司と母が電話で話す機会があって、「Nくんは育ちがいいと感じます」と言われたそうです。

家庭での躾というのは、人を育てることであって、勉強のできる子供を育て上げても躾ができていなければ何にもならないと思うので、どちらもできるのが一番いいと思うのですが、
世の中に出ることを考えると躾優先かな?

さて、私の娘についてですが、これまたできの悪い私の娘だから、決してできが良くなくて、
成績も中途半端、でも躾は私とだんなが親に躾られた通りに、彼女にも一貫した躾をしてきたつもりです。主人の家庭もなかなか良い家庭で、私は義母と教育論や躾について意見を交わすのですが、一貫していて素晴らしいことをたくさん教えてもらいます。
娘と話すと、教育について考えるのは結構好きなようで、心理学も学んでいることもあって、
なかなかおもしろい会話が成り立ちます。
でも、自分の悪い点はすぐに棚に上げがちですが、あまり勉強をしなかったことは横においておいて、自分がこの道を進みたいと思ったとおりに進んできたことを、今の時点では良かったと思っているようです。
ただ一つ、日本の学校に行きたかったのに、インター校に入れられたことを恨みに思っていることも事実です。「もし日本の学校に進んでいたら」という違う道をつい考えてしまうようです。


勉強については、本来なら学校におまかせするのが理想的ではあるけれど、
最近はそれも難しくなってきていますね。
でも日本の教育はとても緻密で行き届いている気がしますが、みなが同じでないといけないという点が強いので、昔と違って不景気が長く続き、世知辛い世の中では、なかなか頑張れない人もたくさんいて、昨今の鬱の人が多かったり、自殺率が高い国だったり、はたまたニート、引きこもり問題につながっていくような気がします。

でも世の中を強気で生き抜いていくというのは、本当に難しいことですね。
そのような力を今の教育現場でどのようにつけていくかということを考えると無理を感じますね。
ニート排出に関しても、親がニートの子供を養っていけることが大きな問題なので、
高校、大学を卒業した時点で、子供をサポートしていくことをきっぱりとやめて、「いついつからは自分で働いてそのお金で食べろ」と、強い決断のもとで子供をつきはなしてしまえば、なんとかなるのではと思うのです。やはりここまで来ても家庭での躾ってことですかね?
ライオンだって子供をがけから突き落とすんですからね。
それと同じかな?
これは実は かづぷーさん の受け売りです。すっごいことを実践されていますよ。



今、娘も家を出てしまって教育とは関係のないところにいますが、
週2回 水泳を教えています。
同好会なので、決して強制することなく、楽しく泳ぎが身につけばというコンセプトでやっているのですが、その中でも、私の気持ちや取り組み方しだいで、子供はこんなに違うということを目の当たりにしているので、少しでも子供が上手に泳げるように、技術や泳ぎ方を指導するのはもちろんですが、子供との接し方、声の掛け方ももっと研究したいなと思うようになってきました。
たまたま、ある教育関係の本が手元にあるので、少し読み始めました。
その中に、いろんなヒントがあったので、来週から実践してみようと思っています。

そういえば 去年の生徒にその成功例があったんですよ。
一人だけみんなと関わらず、私の話も聞かず、自分勝手に泳ぐ子がいたんですね。
自分勝手にやるものだから、まわりに迷惑がかかり苦情がすごかったんです。
でも、あるときから、泳ぎがよくなってきたので、ほめてほめてほめまくったんです。
すると、話を聞くようになってきて、タイムがぐんぐん上がってきて最後にはすごく上手になったんです。
最後にお母さんが挨拶に来られて、「コーチに上手になったねと言われてすごく嬉しかった。」と言っていたことを知りました。だって、彼はそんなことぜんぜん表情に出さなかったからです。
どの子にもこのやり方が聞くわけではないけれど、私の接し方しだいで相手は変わると信じていいんだなと思います。


教え方、子供との関わり方のヒントとしてこのサイトおすすめです。
「日本の教育は、これでよいのかな」


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by Junpei642 | 2007-06-24 13:11 | Education | Comments(4)

カナダへ留学するには?

去年の今ごろ、娘をカナダの大学に送り出すにあたって、
家中でドタバタしていました。

日本からですと、カナダと言うと「語学留学」「ワーキングホリディ」がメインだと思いますが、
大学への留学も、お金に余裕があり、成績もよければあまり難しくないのではと感じました。

たとえば、日本の高校を卒業してから大学へ行く場合は、
3月に高校を卒業して、次の9月までに時間がありますから、
その間に英語をしっかり学んで、TOEFLの点数をあげるのが一般的だと思います。
そして、大学の願書受け付けのデッドラインを確かめながら、
願書を提出するわけですが、

カナダは地域によって大学への願書の出し方が違っていますので、志望校のサイトをよく見て、どのような形で提出するのかをよく調べる必要があります。
うちはオンタリオ州の大学ですので、オンタリオ州大学センターのようなサイトへログインして、
そこに必要事項を打ち込むことで、自動的に各大学に願書が届くという形でした。

その後、各大学からE-mailで返事が届き、「願書は受け付けました。以下の書類をすみやかに提出してください」ということが書いてあります。
*学校の成績表 Transcripts
*学校の卒業証書 Diploma
これらのオリジナルを送らないといけないので、日本からですと英語の訳もつけて送ることになります。
*TOEFLなどの点数は早めに準備しておいて、TOEFLの結果に同封されている用紙で、各学校へレポートしてもらうように申し込みます。(有料)

願書が受け付けられた時点で、Student No.をもらって、現在のステイタスがどのようになっているかをオンラインで調べられるようになっているところが多いです。
書類不備もここでわかります。
そこで、ある大学(私が行かせたかった学校)にRejectされたことがわかってショックを受けましたが、娘は志望校に受かっていたので涼しい顔をしていました。

大学から合格の連絡が届くと、まずは席をおさえるためにDepositというのを払わなければなりません。支払いのdeadlineがあるので、必ずそれまでに払うように心がけましょう。
クレジットカードが便利だと思います。
ESLを取るか取らないかは、この時点で大学からオファーがあると思うので、
それにしたがうといいですね。
娘の学校の日本人は、最初の1年はESLで、その後学部留学という形が多いようです。


合格の連絡とともに、学校から封筒が届くはずです。
その中のものをきちんと確認して、カナダの学生ビザを申請します。
カナダの学生ビザの申請はカナダ大使館のサイトから申請用紙をDLできますから、
それをすべてDLして必要な書類をそろえます。
これが非常にややこしく、こんな書類まで書かないといけないの?と思うものまで、すべて書き込んで、忘れ物がないか確認するページがありますので、そこにチェックをいれながらそろえていきます。
書類不備が無いようにばっちりそろえたら大使館に提出に行きましょう。
郵送でもいいと思います。
日本は健康診断を課せられないので、比較的早くビザがおりると聞いていますが、
香港では健康診断が必要で、それが終わってから6週間ちょうどぐらいで、ビザがおりたよ~という知らせが届きました。
パスポートを持って取りに行きます。
それは1枚の紙で、それをカナダに入国するときに提出して、無事ビザがおりるというわけです。

ビザがおりたらもう大丈夫!
学費の支払い期限までに振り込めばOKです。

そうそう、学校が決まったらすぐに飛行機の手配もしなくてはいけません。
うちはビザを申請してからすぐだったので、6月ごろでしたが席があいておらず大変でした。

さて、住むところはどうしましょうか?

あちらに頼る人もいない場合は、早めに渡航して現地におもむき、
ホテルに泊まりながらアパートを探すというのも方法ですが、
カナダの大学では1年生のほとんどが寮に住まうので、友達を作るという意味で、
高いですが1年目は寮にするのもいいかと思います。

寒い寒い冬を経験するためには、ソフトランディングが必要です。
まずはキャンパス内の寮に住んで過酷な天気になれて、
その後 オフキャンパスのアパートを探すのがいいと思います。

そうそう、ベッド周りのもの(シーツ、枕、バスタオル などなど=リネン)はインターネットでオーダーできるようになっており、各大学の寮の名前を調べて、その寮にあわせたサイズのシーツがそろえられるようになっています。
最初はちょっとお金がかかりますが、寮についたその日から快適に眠れるので、
ここでオーダーしておくのもおすすめです。



他に必要なのは銀行口座の開設ですが、
うちは大学に入学したときはまだ17歳だったので、親のサインなしに口座のオープンはできず、とりあえず香港で作っておきました。
結局不便な場所で開設されたので、文句を言って18歳になってからTorontoのブランチでアカウントを開きなおしたそうです。
18歳になっているとどこでもオープンできるので、カナダのローカルバンクで開設するのが便利でいいかもしれません。

駆け足で大学入学までのことを書きましたが、
何から何までシステマチックにできるので、わざわざエージェントを通して申し込まなくても、
自力でなんとかなる感じでしょう?

今ごろ 合格通知を見ながらどこの大学にしようか迷っている方もいると思います。
9月から楽しいキャンパスライフがはじまるといいですね。

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by Junpei642 | 2007-06-12 14:41 | Education | Comments(5)

子供と外国語(英語)

先日、私のホームページ  「インターナショナルスクール体験記 in 香港」 の掲示板で、
「うっ」となるご意見をいただいた。

私のホームページでは、娘がインターナショナルスクールで経験したことを書き綴っていて、
それプラス 過去掲示板で実際子供をインターに行かせている親たちで意見を出し合った様様なことについて、詳しく書いてある。

何しろ、ずいぶん前のことなので、学校のシステムが変わったりしている場合は、
今とかなり違っているところもあると思う。

でも、日本語しか話せなかった子供が、インター校と呼ばれる学校で体験する苦労は、
今も昔もそう違わないと思うので、そのままホームページは書き換えることなく、書き足すというやり方で今も続けている。

「うっ」となった書き込みとは、私のサイトに「某インター校のESLは充実している」と書いてあるのを信じて、子供をその学校に入れてみたけれど、実際はESLはそれほど充実しておらず、苦労した人が多いという内容だった。

この学校は英語を話せない子供が多い学校なので、ESL教育に力を入れているのは事実だし、ESF系の学校でもESL(EAL)のある学校はあるけれど、時間数がぜんぜん違っているのだ。
私は、ESLに入れたから簡単に英語力が身につくなんて一言も書いていないし、
娘の苦労も包み隠すことなくすべて体験記として残しているのに、
みな、苦労することなく外国語で授業を行う学校に、子供がすんなりと何の苦労もなく入っていけると信じているのだろうかと、ちょっとびっくりした。

先日 日本に帰ったときに、NHKのBS2で放映されていた、スペインのカタロニア地方移民の話を思い出した。
カタロニア地方はスペインにありながら、公用語がスペイン語ではなくカタロニア語という特殊な地域だ。もちろん学校教育もカタロニア語で行われる。
ここへはクロアチア、アフガニスタンなど国がまだ不安定な場所からの移民が多かったり、
同じスペイン語圏からの移民も多いようで、クラスに数名の移民の子がいる。
同じスペイン語圏だから大丈夫と思ってやってきても、言葉がカタロニア語で苦労している子も多かった。
放課後の補習で、いろんなバックグラウンドを持った生徒にカタロニア語を教える先生たちの苦労はかなり大変そうだった。
親たちはその地で落ち着いて食べて行かないとだめなので、必死で働いており子供の教育まで気を配ってあげられないので、学校が親身になってやるしかないのだ。
将来がかかっているので、子供も一生懸命学ぶので、1年が終わるころにはたいていが言葉を身につけ、授業に着いていけるようになる。成績は科目によって評価されていたので、落第になった科目はもう一年やらなければならない。それでもとりあえず、ほとんどの子は次の学年に進級していった。
これは12~13歳の子供たちの話だ。

1年とは外国語ばかりの環境に身をおいて、その言葉をグラマーなど意識することなく身に付けられるようになるちょうど良い期間なのかもしれない。
うちの娘は10ヶ月ぐらいで最低限の英語を身につけた。彼女はできが悪かったので、10ヶ月かかったけれど、早い子だと半年ぐらいでもOKかもしれない。
外国語習得というのは個人によってその能力にものすごく差があると、娘や娘の友人を見ていて実感した。

カタロニア地方では生活がかかっているので、子供たちも必死だ。
しかし、駐在で来ておられる人の子供たちは、そこまでの緊迫感が無いので、
とりあえずインター校に入ったものの、まわりには日本人も多いし、休み時間は英語を話さなくても日本語で済んでしまう環境に甘んじて、なかなか英語の学習に真剣に取り組まないのかもしれない。

日本では、「子供は新しい環境にすぐに適応するので、新しい言葉もすぐに覚える」と言われているし、そう思って安易にインター校や現地校に子供を入れる人も多いだろう。
しかし現実は厳しい。いくら英語の学校へ通っていても、本人がしっかり取り組まない限り芽は出ない。それに学校は容赦なく他の生徒たちと同じ宿題を課す。
学校教育のシステムの違いは大きくて、宿題の意味がすんなりとわからないことも多い。
だから、母親は一生懸命手伝わなくちゃいけないし、宿題の内容がわからなければ、それを教えてくれる人を探さなければならない。
学校で習っている内容がさっぱりわからなければ、少しでもわかるために本を買ったり、図書館に行ったり、最大限の情報を子供に与えてあげなくてはいけない。
毎日少しずつ単語を教えつづけるだけでもぜんぜん違う。
子供が英語が読めなければフォニックスを家庭でも教えるなどして、サポートしてあげなければならない。
低学年では、宿題をこなしているうちに少しずつ英語力が伸びていくのがわかるけれど、
学年が大きいとそんな余裕はないので、苦労も大きくて当たり前。


香港では日本人学校があるので、学年が大きくて赴任の年数が3年以下とわかっているのであれば、私は日本人学校に行くことをおすすめしている。
それでも、インター校に行く人はenter at your own riskだろう。

できるだけ正確な情報を残したい。
私はそう思っている。だから娘に起きたことをそのまま書いた。
時間が経って、情報が古くなり、そのことで苦労している人がいるということなので、
再度、自分のサイトの見直しはするつもりです。
でも、インター校、現地校へ入るときは多かれ少なかれ苦労します。
学校選びの際は是非 慎重になってもらいたいものです。


一つ良いことは、
こうしてお子さんの宿題につきあって英語に触れているうちに、
母親の英語力、語彙力も驚異的にアップします。
子供が学校で習っている物語を、子供用のペーパーバックで読んだり、
教科書を読んだり、楽しいことはいっぱいあります。
お子さんもきっと楽しく学習できるはずですよ。


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by Junpei642 | 2007-06-11 00:36 | Education | Comments(10)


香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!


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