"Marley and Me" John Grogan
ペンシルバニアのコラムニスト John Groganが書いた ラブラドールレトリバーのお話。
Dが図書館で借りて感動したといって、私にまわってきた一冊。
新婚ホヤホヤのJohnとJennyは二人とも子どもの頃に犬と暮らした経験があり、
それがとっても良い思い出としてのこっている。
毎日 新聞にのっている子犬情報にチェックをいれ、ラブラドールの赤ちゃんを買うことを決心する。
ところが、このラブラドール とんでもない暴れん坊で、まさにハイパーアクティブなわんちゃんだったのだ。
家中のものを壊すし、何でも食べる。
結婚記念日に買った金のネックレスも食べてしまった。
犬の学校をすぐに退学になった経験もある。
忠犬ハチ公のように賢い犬のお話はごまんとあるけれど、これだけどうしようもない犬のお話は未だかつて読んだことがない。
しかし、そんなハチャメチャな犬が時折見せる優しさや忠誠心に心をうたれてしまうんだよね。
Jennyが初めての妊娠のあと流産してしまったとき、
一人目の子どもを初めて家に連れ帰ったときのMarleyのようす。
近所のティーンエージャーが刺されたときのエピソード
何より、もう年老いて何度も死にかけたMarleyが、
Johnが出張中、彼を探して家中を捜しまくり、
その後 Jennyがベッドの隣で静かに眠る彼を発見する。
たまたなJennyが枕を片方に寄せて布団をかけておいたのを、Johnが寝ていると勘違いしたMarleyが、やっとほっとしてすやすや眠ることができたというエピソードだ。
そしてお話はクライマックスへとすすんでいく。
犬を飼ったことのある人なら誰でも経験することといえ、ペットを失うことはつらい。
その悲しみを整理すべく書いたコラムに寄せられた大量のメール。
それが元でBad dog clubが発足した。
この本は、犬を飼っていたときのことをい~っぱい思い出させてくれる。
誰もが自分の家の犬が一番賢いと信じているものだ。
だんなは過去何匹も犬を飼った経験があって、その中でもハチと呼んでいた柴犬への思い入れは半端ではない。たまにテツのことをハチと呼び間違えるぐらいだ。
私にとっては実家で飼っていた柴犬の雑種ロンかな?
プライドの高いちょっと怖い犬だったけれど賢こかった。
だんなのお兄さんのところに生まれた2匹の柴犬は、
一匹はだんなの実家へ引き取られ、一匹は私の実家に引き取られた。
実家の犬 2代目ロンは、両親に溺愛され子どもみたいに育てられた。
彼も賢い犬だったな。
今でも父にとって生涯一番の犬だったと思う。
彼は14年の天寿をまっとうして母が亡くなる1年程前に虹の橋を渡っていった。
そんな賢い犬でもトラブルはあった。両親が京都に1年間住んでいたとき私が彼の世話をすることになり、ある日、散歩に連れて行った野原に犬のうんちがあって、それを自らからだにこすりつけたのだ。
クソまみれになった黒柴ロンを必死で連れ帰り、秋深まる寒い夕方、かわいそうだけどホースでロンに水を大量にかけてシャンプーしなければならなかったこと。
今でも鮮明に覚えている。
ロンは、賢かったけれど、彼が1歳のころうちの娘が生まれ、大好きだったお父さんが孫娘に夢中になってしまったとき、さすがにちょっとおかしくなった。
だからロンは最後まで娘に気を許さなかった。
その点、Johnの3人の子どもにとても優しかったMarleyはりっぱである。
犬は人間の最良の友だということを思い出させてくれる一冊。
猫もかわいいし癒されるけど、犬は格別だな。
日本では「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(早川書房刊)というタイトルで発売されていて、ジェニファー・アニストン、オーウェン・ウィルソン主演で映画も作られています。
ちなみにMarleyという名前はボブ・マーリーからつけられています。
彼らの最初の家がフロリダで、いつでもラジオからボブ・マーリーがながれていたからだそうです。
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Dが図書館で借りて感動したといって、私にまわってきた一冊。
新婚ホヤホヤのJohnとJennyは二人とも子どもの頃に犬と暮らした経験があり、
それがとっても良い思い出としてのこっている。
毎日 新聞にのっている子犬情報にチェックをいれ、ラブラドールの赤ちゃんを買うことを決心する。
ところが、このラブラドール とんでもない暴れん坊で、まさにハイパーアクティブなわんちゃんだったのだ。
家中のものを壊すし、何でも食べる。
結婚記念日に買った金のネックレスも食べてしまった。
犬の学校をすぐに退学になった経験もある。
忠犬ハチ公のように賢い犬のお話はごまんとあるけれど、これだけどうしようもない犬のお話は未だかつて読んだことがない。
しかし、そんなハチャメチャな犬が時折見せる優しさや忠誠心に心をうたれてしまうんだよね。
Jennyが初めての妊娠のあと流産してしまったとき、
一人目の子どもを初めて家に連れ帰ったときのMarleyのようす。
近所のティーンエージャーが刺されたときのエピソード
何より、もう年老いて何度も死にかけたMarleyが、
Johnが出張中、彼を探して家中を捜しまくり、
その後 Jennyがベッドの隣で静かに眠る彼を発見する。
たまたなJennyが枕を片方に寄せて布団をかけておいたのを、Johnが寝ていると勘違いしたMarleyが、やっとほっとしてすやすや眠ることができたというエピソードだ。
そしてお話はクライマックスへとすすんでいく。
犬を飼ったことのある人なら誰でも経験することといえ、ペットを失うことはつらい。
その悲しみを整理すべく書いたコラムに寄せられた大量のメール。
それが元でBad dog clubが発足した。
この本は、犬を飼っていたときのことをい~っぱい思い出させてくれる。
誰もが自分の家の犬が一番賢いと信じているものだ。
だんなは過去何匹も犬を飼った経験があって、その中でもハチと呼んでいた柴犬への思い入れは半端ではない。たまにテツのことをハチと呼び間違えるぐらいだ。
私にとっては実家で飼っていた柴犬の雑種ロンかな?
プライドの高いちょっと怖い犬だったけれど賢こかった。
だんなのお兄さんのところに生まれた2匹の柴犬は、
一匹はだんなの実家へ引き取られ、一匹は私の実家に引き取られた。
実家の犬 2代目ロンは、両親に溺愛され子どもみたいに育てられた。
彼も賢い犬だったな。
今でも父にとって生涯一番の犬だったと思う。
彼は14年の天寿をまっとうして母が亡くなる1年程前に虹の橋を渡っていった。
そんな賢い犬でもトラブルはあった。両親が京都に1年間住んでいたとき私が彼の世話をすることになり、ある日、散歩に連れて行った野原に犬のうんちがあって、それを自らからだにこすりつけたのだ。
クソまみれになった黒柴ロンを必死で連れ帰り、秋深まる寒い夕方、かわいそうだけどホースでロンに水を大量にかけてシャンプーしなければならなかったこと。
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ロンは、賢かったけれど、彼が1歳のころうちの娘が生まれ、大好きだったお父さんが孫娘に夢中になってしまったとき、さすがにちょっとおかしくなった。
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by Junpei642
| 2008-09-23 00:59
| Book Review
香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!
by Junpei64
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