ノルウェイの森   村上春樹

昨日まで読んでいた「ノルウェイの森」 このお話について知らん人はおらんと思います。
読んだことなくてもそのタイトルは誰でも知っているかな?

実は、この本が出てしばらくしたころ、といっても既に2年ぐらい経過していたけれど、
子育て真っ只中のその頃、私には映画や本について何時間でも話せる子育て仲間がいた。
その中で「ノルウェイの森」が話題になりみんなで読んだ記憶がある。
もちろん私も間違いなくちゃんと読んだのだ。
でも、まだ若かったしいろんなことの経験値が少なかったせいか、いまいち理解できなかったような気がする。

44歳になった今、再読してみて「ぜんぜん理解していなかったこと」が明らかになった。
だって、まったく読んだことの無い本と言ってもいいぐらい、内容を覚えていなかったからだ。

村上春樹の小説って、わりと主人公のタイプが似たものが多く(そう私は感じる)、そしてその主人公は村上春樹そのものではないか?という気がする。だからこの小説も私小説と言われているようだ。
本人は否定しているけどね。

ストーリーは、ハンブルグに降り立った飛行機の中でビートルズの「ノルウェイの森」を聞いて、
突然20年前に自殺した彼女のことを思い出し悲しくなるというところからはじまっている。
そしてその彼女「直子」の回想がはじまるのだ。(ガールフレンドが死んでしまったことぐらいは覚えていましたよ)

主人公ワタナベくんは、17歳で自殺した高校の親友キズキくんの彼女であった直子を愛していたし、
直子もキズキくんとはできなかったセックスをワタナベくんとはできたし、心を患った後もワタナベくんを頼りにして時を過ごした。
「私のことずっと覚えていてね」といっていた彼女。
でも直子はワタナベくんのこと愛していなかったのだ。
う~~~ん 難解だな。

難解なので思考がストップしてしまいそう。

ワタナベくんの行動にもどうしてもよくわかんないところが多々あったしね~。
まっ、それだけ私が凡人ってことやろね。

このお話、1969年から70年にかけてのお話だけど、
当時私はまだ5歳か6歳、このお話の中には学生紛争以外その時代を感じさせるものは一切無い。
それがまた不思議な感じがする。

ストーリーの中にちりばめられた登場人物の行動や心の動きはものすごく上手に書かれていると思う。
「そうそうそうなんだよね~」と思うこともいっぱいあったし、女性作家が書く恋愛小説よりも共感できる部分が多かったのが意外。



また数年経ったら読んでみたいな。


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by Junpei642 | 2008-07-04 12:01 | Book Review | Comments(8)
Commented by salsalady at 2008-07-05 10:07 x
我が家の本棚にも、ノールウェイの森がありますが、内容はすっかり忘却の彼方。。。

「何故置いてあるのかな?殆ど処分するタイプなのに!」多分カバーの赤と緑が新鮮だったのだろう。

と言う訳で、私も読書感想文的ブログを続けています。《書いておかないと又同じものを読んでしまうから?》

時々拝見しています。よろしく~
Commented by 遊びの達人 at 2008-07-05 21:41 x
自分も、確かに読んでるんだけど、すっかり忘却の彼方に~~状態です!

ビートルズの「ノルウェイの森」は好きで、良く聞きますよ!

去年、読み返した本に「青春の門」が有ります。 今の歳に成っても、やはり引きずり込まれます!

読む年代で、随分受け取り方が変わります!それも楽しみですけど!!
Commented by Junpei642 at 2008-07-06 20:36
salsaladyさん コメントありがとうございます。
やっぱり忘れてしまうような内容ですよね。
この本を読んで泣いたという人や、何度も読み返している人って多いみたいですよ。
私にはよくわからん世界です。
またブログの方にも遊びに行きますね。
これからも宜しくお願いします。
Commented by Junpei642 at 2008-07-06 20:38
達人さんも忘却のかなたに状態なんですね。
人それぞれ感じ方が違うんでしょうけど、一度読んだだけで細部まできちんと覚えている小説って少なからずあります。
でもこれはそうじゃなかった。
ビートルズは最近聞いていません。たまには聞かないとね。
青春の門は未読です。いつか読んでみますね。
Commented by gloria-x at 2008-07-06 23:26
これは当時読んでさっぱり感情移入できず「どこがいいのかわからない」とバッサリ斬り捨てたんですが、今読み直すとまた違うかもしれませんね。
村上春樹作品って読むタイミング(年齢や実生活上の状況)によってすごく左右されると思うんですよねぇ・・・
Commented by Junpei642 at 2008-07-07 10:57
gloriaさんも感情移入ができなかったんですね。
今読み直すとまた違うと思いますが、たぶん泣けないと思いますよ。
泣く人は何度読んでも同じ場所で泣くらしいです。
他の作品ももう一度読み直ししてみます。
Commented by hoisam at 2008-07-07 18:31 x
こんにちわ。 こちらも湿気がすごいです。私も読んだはずなのに、この本は全く記憶にありません。本のカバーの印象に負けたのでしょうか? そのかわり 『納屋をやく』を読んでこわかったのを思い出しました。 深読みして怖かったのか、肝心な所を忘れちゃってますが。
先日、数年前に見たドラマをもう一度見ました。 あの頃とは違う角度から見てる自分を見ました(TV画面の横に座って見たのではありません~) 時間が経ち もう一度 物語やドラマを読み返した時に、違う感想が持てるのは幸せですよね。 
Wanchai の夜 楽しそうですね!! ハッピーアワーだけでも良いですから、呼んで下さい。
Commented by Junpei642 at 2008-07-09 22:09 x
hoisamさんもやっぱり記憶にないんですね。
映画でも小説でも人によって感じ方が大きく違うのっておもしろいなと感じます。
しばらく読んでいない本、映画を再読したり見たりするのもおもしろいですね。
若いときに感動しても今はなんとも思わないもの、
若いときにわからなくても今は痛いほどわかるもの 経験値の違いでいろいろと変わるでしょうね。

Wanchaiの夜楽しかったです。
いつでも来て下さいよ。香港に来られるときは是非連絡ください。


香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!


by Junpei64

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