香港人のおはなし

最近 映画や音楽など香港に関係の無い話しばっかり書いています。

まだまだ書きたい映画はあるんですが、ちょっと一休みして、今日は香港人のことを書きましょう。

ゆうべ、Dの教え子3人と一緒にディナーをしました。
そのうち二人は前にもディナーをしたことのある子たちで、
9月に結婚をひかえたカップルです。

もう一人はちいちゃくてかわいい女の子、年齢を聞くと20歳でした。
「あら、私の娘と同じ歳なんだ。若いねえ。」と言うと、
カップルたちが、「あなた子どもいたの?そんなん聞いてないよ~」だって。

そういえばそんな話、前はしなかったかな?

ところで、このカップル 長い間つきあっていてやっと結婚するらしいのですが、
プロポーズは香港ディズニーランドだったそうです。

そして9月26日が挙式なんですが、もちろん今夜のディナーはDをその披露宴にお誘いするためです。
でも、香港人ばっかりが集まる結婚式にアメリカ人たった一人で出席しても退屈するのにきまっています。
だから「Junkoも一緒に来てくれたら、Dが退屈せずに済むから一緒に来てね!」とおっしゃる。
私は、まだ2回しか会ったことのない人を結婚式に招待してしまう香港人にびっくり!
でも、実際こういう招待の仕方って意外と多いのですよ。
うちのだんなも何のおつきあいも無い人に、何度か結婚式に招待されておりました。
香港ってそんなところなんですよね。
そういやこの前、だんなが駐在員だったころに一緒に働いていたメンバー達と数年ぶりに会ったとき、
そのうちの一人が、「娘が結婚するから、披露宴に来てくれ!」とだんなに話していました。
娘さんのことはぜんぜん知りません。
だんなは赤い袋(招待状)がいつか送られてくるのではと、びびっております。

招待されるほうもされるほうで、普段着で来る人もたくさんおったのです。昔は…
たぶん今は時代も変わって、結婚式にはきれいな格好で行く人が増えたと思います。

で、どこで披露宴するの?と聞いたところ、
カップルが声をあわせて「Quarry Bay」とおっしゃる。
Dに「Quarry Bayでやるんやって、家から近くてええやん。」と言うと、
「なんでQuarry Bayなんや!なんもないところやで」とD

すると、彼女のほうが「Lee Theatreにあるレストランなんだけど…」とぼそり!
そして私とDが声をそろえて、「それはQuarry Bayやのうて、Causeway Bayやがな!」
そうなんですよ。彼らはニューテリトリーという中国に近いエリアに住んでいまして、
香港島のことはほとんど知らんのです。
香港生まれ、香港育ちなのに、Quarry BayとCauseway Bayの違いがわからんのですよ。
信じられますか?
でもこういうことは実際によくあるのです。
香港島に来てトラムに乗る際も、どっちが西でどっちが東かわからんために、
ときおり、西方向の場所に行きたい人が東方面行きのトラムに乗っていたりするんです。


レストランは、Agaveというメキシコ料理の店だったのですが、
彼らはメキシコ料理を食べるのははじめてだったので、Dが一生懸命食べ方を説明しておりました。
こんなところにも香港人らしさを感じるわけです。中華以外におくてなんです。

カップルの彼の方はビールなどお酒をのみません。
さんざん悩んだあげく頼んだものは、得たいのしれないマルガリータでした。
20歳の彼女には、私がバージンマルガリータのマンゴーを選んであげたのでおいしく飲んでいましたが、
カップルは選択を誤りおいしくなかったようでした。
彼に「どんな飲み物が好きなの?」と聞くと、「甘いものだったら何でも。特にカプチーノが好き」と答えてくれました。30歳のりっぱな大人です。

そのうち、新婚旅行の話になりました。
候補として、オーストラリアと日本があがっていました。
彼女の方が温泉に興味があるらしく、それとお買い物がしたいということで日本が候補になっているのです。(でも温泉で裸になるのが心配なんだって)
オーストラリアは移動するのに広すぎるので充分楽しめないだろうし、海に行っても泳げないのでちょっと難があるようです。
香港って海に囲まれているのに泳げない人が結構おります。

だったら、「日本にしたらいいじゃない。」
ディズニーランドもあるし、他にもおもしろそうなところいっぱいあるし、
東京から大阪に移動するのにも3時間ほどで行けるし、買い物楽しめるよ!と誘ってみました。
すると、「私達 お魚食べられないんです。特に生魚はぜんぜんだめで…」
そのくせ回転すしに行くらしい。
「香港の回転すしは魚じゃないものもいっぱいあるし…」
でも日本に旅行に行って旅館で料理を食べるとなると魚はかなりの割合で出てくるしなあ。
でもまあ、こっちの一般的なツアーに入ったら、案外バイキングが多いのかもしれないし、中華も多いのかもしれない。
まあゆっくり決めてください。
香港人に日本は人気だからそれなりに楽しめるでしょう。

さて、このカップル 結婚したらしばらくは彼の親元で同居するらしいです。
その間にお金を貯めて家を買う予定なのですが、
今は不動産の値段が異様に上がっているので、「今買うとだめだよ。」とアドバイス。
すると彼女は悲しそうに、「今も彼の家に出入りしているけど、いつも彼の部屋に閉じこもっていてお母さんと話すのはいやなの。」とおっしゃる。
同居と決まっているのに、この状態では先が思いやられるね。
「で、料理はできるの?」と聞くと、思ったとおり「料理はできないの。」
「じゃあお義母さんに習って料理できるようにならないと…」
すると彼女が「Junpeiはお料理できるの?」と聞く。
「もちろんできるよ。お料理は楽しいよ。外で食べておいしかったら自分で作ってみるの。中華でも何でも作るよ。」と言うと、
急に顔がパ~ッと明るくなって、「なら、Junpeiにお料理を習うわ。オフィスはあなたの家に近いし。」だって
そうなんです。彼女はうちの近所で働いているのでした。

香港の女性って、料理ができないときっぱり言う人がすごく多いです。
でもね、私のアパートなんかはほとんどのおばちゃんたちは、毎朝 街市(マーケット)に新鮮な食材を買いに行って、昼も夜もお料理を作っているんですよ。
昼時になると良いにおいがしてきます。
けど、娘には料理をやらせない人が多いんです。
なんででしょうか?
中華なんて、所詮、蒸すか炒めるだけの料理が多いので見ているだけですぐに覚えられそうなんだけどね。

長年香港にいますが、香港人ってこのカップルも同じように、
何かをばっさり断ち切ったようなところがあるんですよ。
そのあたりの感覚が何年住んでも奇異に感じてしまうのです。
それはあちこちで香港人とのつきあいが増えれば増えるほどいつも感じるもので、
私は香港人の身内はいないから悩むことはないけれど、香港人と結婚していたら、
いやでもその慣習に従わないといけないこともあるだろうし、精神的につらいだろうなと思います。

でもよく考えると、私が外国で暮らしているので、人間が生きていく習慣の違いなどに寛容になっているだけで、日本しか知らない日本人は香港人と同じなのかもしれません。

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by Junpei642 | 2008-06-22 17:06 | 香港、中国 | Comments(0)


香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、Rock'n'Rollをこやしに生きています。若返りのマジックワードを心に今日も頑張る~~


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