香港での学費について

私のメインホームページの掲示板に、インター校にお子さんを通わせたいけれど、会社から日本人学校の学費分しか会社から支給されないので、残りは実費となり結構大変というような書き込みがありました。

原則として、香港に駐在する日本人の子供の学費は、会社により規定はまちまちだが、たいていのところは支給される。
多くは公平さを保つため、日本人学校の学費分しか支給されないのではないだろうか?

日本人小学校の毎月の学費がHK$2600ほど(HK$は1ドル14.5円ほど)
インター校の毎月の学費が約HK$5500~HK$13000ぐらいだろうか?
それから、学費とは別に英語を短時間で身につけるためにESLのクラスへ入らないといけない。
この費用も馬鹿にならないのだ。あとバス代も距離によって違うけれど、HK$600~1200ぐらいはかかると思う。

お給料も会社によって開きがあるけれど、駐在員はたいてい充分すぎるぐらいのお給料を得ている。(と思う)
家賃も会社が払っているケースが多いため、お給料のほとんどは手元に残るのではないかな?
日本でかかる費用(持ち家のローンなど)はこれとは別に日本側で支払われていたりするのかな?もちろんこちらの給料から払っている人もいるだろうけど。

大手の会社だと、気前良く上限なしに学費を払ってくれるところもあるだろうけど、
やはり日本人学校に通う家庭との格差が出てしまうため、原則として日本人学校分のみというところが多いと思う。

では、自腹を切ってまでインター校に通わせる価値があるかどうかということを良く考えなくてはならない。
うちは最初は異文化体験になることと、英語が身につくということもあって、3年間という任期も決まっていたため、非常に軽い気持ちでインターにいれた。
当時は学費も今と比べれば、日本人学校に毛の生えたぐらいだった。
ところが、自営業に途中で切り替わり、いつ帰るかもわからなかったので結局インター校を卒業させることが最終目的となったんだけどね。

確かに英語が身につくだけではなく、インター校のカリキュラムは面白い視点で教育を受けられるという点で魅力的だと思う。学費分の設備が整っており、日本と同じ内容の教育を受けていたとしても、そのアプローチの仕方がぜんぜん違っているとも思える。
高校ぐらいになると、日本の大学で学ぶぐらいの内容が当たり前に出てくることもある。
しかし、教育の緻密さを考えると、数学なんかはやはり日本の方が進んでいるかもと思えなくも無いけれど、今、よく言われる 「考える数学」となるとインター校のそれの方が奥深いかもしれない。

インター校にいれると、クラスメートとのアフタースクールの付き合いも派手だったりして、余分な費用がかかることもあるし、インター校によって校外学習の枠で海外旅行もあるので、その費用は時にはものすごいお金がかかることがある。
うちの子のように、住む世界が違うと、参加を諦めてくれればいいけれど、自尊心の強い子だとそれは精神的にきついこともある。
親とて、PTA活動や校内のボランティア参加などで、慣れない英語を使って精神的に疲労することも多々ある。英語が話せればこの話は関係ないけどね。



まあどっちでも、しっかり教育を受ければいいことだと今は思いますけどね。

だから、無理してまでインター校に入れる必要は無いと思うし、日本人学校はレベルも高いのでここで学ぶことは日本の地元の小学校で学ぶより刺激的かな?週2時間のNativeによる英語の時間も魅力的だ。いずれ帰国される立場であれば、日本人学校に通うことが無難ではないかな?その方が、子供にとって日本→インター校へのランディング/インター校→日本の学校へのランディングに起きる精神的ダメージも無いから楽といえば楽かもしれない。

それでも、無理して子供をインター校に通わせる人もいっぱいいる。
まあ、駐在員の給料なら少し切り詰めたら充分学費は出せるだろう。
給料が良ければなんでもできると、貧乏な私は感じる。

奥さん連中とのランチの回数を減らしたり、暇つぶしにいろんな習い事をしているけれど、それをやめてしまえばかなりのお金が捻出されるかもしれない。
うちなんて、少ない給料からなんとかやりくりして彼女の学費を13年間も払いつづけてきたのだから、たいていの人はできるだろうと信じている。

ただ、かつかつだと、子供の習い事にお金をまわせないとか、いずれ日本に帰ることを想定して塾通いをさせたいけれど、それができないなどの問題が生じてくるかな?
子供の習い事ってすごいお金かかるからね。

母親が働くことも一案だけれど、そうなるとメイドを雇わないとだめなこともあり、
結局よほどきちんとした会社でフルタイムで働かない限り、パートでは無理だろう。

ここが純英語圏で、税金をきちんとおさめていれば現地校に通わせることができる。
もちろん義務教育なので学費はかからない。
しかし、いかんせんここは香港
地元の学校は広東語が主体だ。
幼稚園から始めるのならまだましだと感じるけれど、小学校の途中からでは読み書きについていくのにどれぐらい時間がかかるかわからない。
小学校自体も、外国人の受け入れに慣れていないため、生徒も先生も苦労することは目に見えている。
これを考えると、純英語圏に身を置くのとえらい違いだ。

日本人学校があって本当に良かったと思う。

結論はどっちつかずですが、努力して切り詰めればできなくもない?
でも余裕がなくなるならやめておいたほうがいい。
学費も年々アップしていくのだから、いったいどれだけの金額を子供に投資することになるのか、そのあたりを冷静に考えて決断してもらいたいと思います。


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by Junpei642 | 2007-11-21 14:36 | Education | Comments(2)
Commented by ayam7281 at 2007-11-27 23:06
うちの両親も、小学校にわたしがあがるときに悩んだようですが・・・ちょうど英語も覚え始めていしゃべりだした頃だったらしいので、6歳のわたしに、日本人学校とブリティッシュスクールとどちらがいいか聞かれて、わたしは即座に日本の学校と答えたそうです(; ̄ー ̄川
昔から根性なしでした。
でも日本人学校でも英語の授業ありましたよ香港はあるのかな?
塾もないような土地で暮らしていたので、日本に帰ってからの授業の遅れは取り戻すのに数年かかってしまいましたけど。
授業料ってどうだったんだろう、今度母に聞いてみよう。
Commented by Junpei642 at 2007-11-28 00:54
Ayamさん、うちの娘も本当は日本人学校へ行きたかったようです。
自然な反応だと思います。
こちらの日本人学校も英語の授業ありますよ。
水泳同好会のときも香港人コーチとみんな英語で話しています。


香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、Rock'n'Rollをこやしに生きています。若返りのマジックワードを心に今日も頑張る~~


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