親はいつまでも子供のことが心配

トロントの時間は香港の時間と同じである。

昼夜さかさまにするだけなのだ。

なんとも便利である。 しかしサマータイムがあるみたい。

そんなわけで Cathayのサイトを見ると、彼女の乗った飛行機はトロントに9:42PMに到着した。

ところが待てど暮らせど彼女からの連絡はなく、だんながイライラしはじめた。

あっちへうろうろ こっちへうろうろと落ち着かない。

仕方がないのでホテルに確認をとって彼女が無事にCheck Inしたことがわかった瞬間、
MSNのメッセンジャーで彼女から「着いたよ、今ホテルでくつろいでいます」という知らせが届いた。

イミグレがすごく混んでいて時間がかかったらしい。

それを聞いただんなはすっかり安心してお昼ご飯を食べ始めた。
心配しすぎで食欲もなかったのだ。

「こんなに心配するぐらいなら、もっと一人であちこち行かせて 一人でも大丈夫だと思えるようにしておいたら良かった。」と言っていた。

私は娘が一人っ子になるということが生後すぐにわかったので、一人でもしっかり生きていけるように独立心をつけるように育てたつもりだった。

しかし、親の思いとは反対に、とても内向的な性格に育った。
私がいると何でも私に頼る。
レストランでコーラを注文するのも恥ずかしいと言う事がある。

そんな彼女は私たちがいないところや、とんでもなく違う環境に行くと変わることをずっと後に知った。11歳でカナダへ遊びに行った時は先頭に立っていろんなことを処理してくれた。
だから私は心配はしていなかったのだ。

アラスカがあまりにも山の中で驚いたこと。
トロントのエアポートからホテルまでが、真っ暗でびっくりしたこと。
などなど娘のカナダ第一印象をMSNで聞かせてもらった。

飛行機の中ではPCやPSPの充電までできて快適だったこと、PCにおとしておいたHouseのシーズン2を3話も見たこと、香港人ばかりでみんな静かで友達もできなかったなど、
いろいろいろいろ話してくれた。

明日は大学のキャンプがあるので、さっきまで荷造りをしていたそうだ。

私は結婚するまで親元を離れたことがなかったため、
今 遠い国のホテルで彼女がどんな気持ちでいるのかはさっぱりわからない。

ただ、私が17歳でアメリカへ遊びに行った時、親が恋しいとは一度も思わず、憧れのLAでの数週間を満喫していた。帰るときは帰りたくないと泣いたし、そのときも親に会いたいともなんとも思わなかったので、きっと娘も似たような心境に違いない。

でも立場が変わるとさみしいものだ。

でもね、娘の同級生の親で、仕事も同業者ということで仲良くしていた友人が、
「さみしいけれど、18歳で独立させることは 本当にいいことだと思うの」と言っていたとおり、
自分で考えて自分で生きていくことを学ぶ為には、若すぎず、大人すぎない18歳がいいのかな?

彼女の娘さんはうちの娘より半月早くアメリカの大学に入学した。
アメリカ人と日本人のハーフだけれど、日本語はほとんど話さず、かなりWesternized lifeを送ってきた彼女が、今 アメリカの大学で日本人と交流を持ち始めて、かなり日本語を話していると娘に連絡が来たそうだ。娘は「日本語を話しているMなんて想像つかんわ」と言っていたぐらいだ。そもそもそんなに交流のなかった娘のところにそれを報告してくることも摩訶不思議だ。
アメリカ人として生きてきた彼女が、アメリカに行って初めて日本人である自分にも気付いたってことか?
そしてセカンダリー時代で一番身近な日本人を思い浮かべた時 娘だったのかもしれない。

なかなかエキサイティングな話だと思わない?

娘もこうやって新しい世界の中でいろんな発見していくのだろうな。
やっぱり18歳という多感な時期に飛び出すことはいいことかもね。
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by Junpei642 | 2006-09-01 15:59 | 日々のつぶやき(日記) | Comments(3)
Commented by miurat_tdi at 2006-09-02 09:02 x
本当に心配、手に取るようにわかります。
うちは娘が二人で、上の娘はすでに嫁いでいます。
下の娘は25歳、上の娘が27歳。
二人とも親が心配するのも関係なく、自由奔放に動き回る元気な娘でした。
ツアーじゃなく自分で航空券を手に入れて、「イギリスに行ってくるわ」。
「えっ・・・」みたいなことが何度も。
だんだんと心配しないようになりました。
二人とも直前になるまで何も言わないんですよ(笑)。
これだけはやっぱり「慣れ」ですよ。
Commented by Junpei642 at 2006-09-02 21:57
miuratさんは娘さんが二人おられるのですね。
一人は結婚されていて安泰ですね。

娘がカナダに行ってしまってまだ二日しか経っていないんですが、
気持ち的には少し曇りがちな感じがしています。

そのうち晴れると思いますが、しばらくはつらいかもしれません。
Commented by ひろ at 2006-09-05 00:43 x
Junpeiさん、こんばんは~。
すごく良いことだと思いますし、恵まれた環境だとも思いますよ。
10代のときに1人で外国を経験しておくのって素晴らしいですよ。
何年か1人で暮すからこそ、家族のことを考えるようになりますし、
海外に出るから、日本のことを考えるようになるのだと思います。
今は寂しいでしょうが、4年後が本当に楽しみですよ。
それに夏休みとかは帰って来られるのでしょう?
野菜不足にだけ注意してあげれば大丈夫ですよ。


香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、Rock'n'Rollをこやしに生きています。若返りのマジックワードを心に今日も頑張る~~


by Junpei64

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