早期教育の弊害のニュース

今朝 NHKで早期教育のせいで子供たちに異変が起きているというニュースをチラッと見た。
私にとっては すっかり忘れていた世界を急に思い起こされたみたいで、背筋が寒くなった。

娘がまだまだ小さくて、インターネットでインターナショナルスクール関連の情報を発信しはじめたころ、
英語の早期教育の先駆者たちがネット上で交流を活発に行っていて、
それに関連して、その他早期教育の情報も日常的にいつも目にしていた。

早期教育がすべて悪いというわけではないけれど、
その本質をきちんと理解することなく、例えば、早期教育成功者の例をそのまま真似るだけの人が急増して、ネット上に情報を公開していた人たちが、その注意点または、マイナス面、やってはいけないことなどを何度も何度も、掲示板などで書いているのにもかからわず、深く考えない浅はかな母親たちが過激に早期教育に没頭していったものだ。(成功者はチヤホヤされるしね)

情報発信者にも責任はある。
失敗例、うまくいかなかったことは情報として書かず、成功例のみを書き綴った人も少なからずいたわけで、
そこを私がつっこんでネット上で今で言う炎上状態になりかけたことも何度かあった。
私はただただ、ひょっとしてそんなことしていたら子供が変になるんじゃないの?と言いたかっただけなんだけど、子供がうまく行き出すと、「ちょっと変なのでは?」と自ら感じていたとしても、もうやめられないのだ。

今朝のニュースで出ていた人は、
英語の早期教育をやっていて、子供にひたすら英語教材を見せるだけで、自ら子供と一生懸命関わることをしなかったとか、日本語を話さず、家庭でも母親が子供に英語で接していたそうだ。
こんな人 実はいっぱいいた。なぜなら、子供をNative並みの発音にしたいからである。

でも偏りすぎて、幼稚園に行くころ幼稚園できちんと生活するだけの日本語力がなく、
言葉の代わりに暴力などが出てきて、幼稚園を退学になってしまったんだって。
とにかく似たようなケースが多発していて、その多くが赤ちゃんの頃から習い事を週5日ぐらいやっていたそうだ。

乳幼児の習い事は親の自己満足でしかないし、
子供はいやと思っていても、はっきりと言葉で
「習いごとはいやです。」と言えるほど大きくないので、
体にストレスが自然にたまってしまい、ある程度知能が発達してきたころ問題として表に出てくるんだって。

赤ちゃんは自分の意思が伝えられないからこそ無茶をしてはいけない。
そんなこと昔だったら誰でもわかっていただろうに...

でも早期教育、早期英語教育などでググルとすごい数の個人のブログが出てくる昨今、
そういうのにあおられて、普通の人も手を出しちゃうのが早期教育。
やらないとおくれるみたいで怖いよね。その気持ちもわかるだけに複雑。

これからも誤った早期教育のおかげで、変な子供がどんどん増えて行きそうな予感がする。
ああ怖い。


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by Junpei642 | 2009-12-21 23:58 | Education | Comments(8)
Commented by bravo1212 at 2009-12-22 00:57
早期教育 子供が大きくなったから その時期はとうに終わったけど
そうする親の気持ちもわかるな~。
耳から入る ピアノとか 英語の発音にしても 早けれが早いほど
いい っておもっちゃってたもん。
親に経済的余裕があったら なおさら おちいりやすいよね。
まぁ ジュンペイさんが言うように いい面 悪い面あるよね。

偶然にも私のブログも最近の日本の子供の現状について
書こうと思ってたけど、疲れてたから 軽い話題にしました。
明日 この話題にします。
Commented by izutamaaru at 2009-12-22 21:09
我が家の教育はこうでしたって言うほど何もしてないけど、本を読むことの喜びを教えたことぐらいかな。小さな時に早めに教えようとしたのは水泳だけ。溺れると困るので。スイミングプールで溺れそうでした。

と。
ちょっと横道にそれたいぐらい難しい題材ですね。
親が子供に注ぐことができるのは愛情。投資できるのは教育。
そう思うのが普通だと思います。
周りに煽られるってのがちょっとさみしいけど現実はどうしても
あの子に出来て・・・ってなりそうです。

今は冷静に考えられるけど。

Commented by Junpei642 at 2009-12-22 22:34 x
ブラボーさん
子供がいるからそのなんというか、馬鹿げていると思ってもあせる気持ちはよくわかる。
でも英語しゃべらしてなんぼのもん?と今は思える。
だって子供のころからすごいお金を投じなくても、話したい人は自分で話せるようになるからね。
それは今だからわかることであって、子供が小さいときは悩むよ。
だからこそ、道ふみはずさないように警鐘を鳴らさなければならないんだと思います。
Commented by Junpei642 at 2009-12-22 22:38 x
Izuやん
本を読む楽しみを私は充分与えたつもりだったけど、
彼女が自ら本を読むようになったのはかなり大きくなってからでした。
だからさ、うまく行かなくてあせっている人にも、なんとなくあせる必要ないって言えるんだけど、娘が小さいときは「なんでうちの子だけ本が嫌いなの?」と悲しかった。
水泳はスイミングスクールに幼稚園のとき通っていたけど、
ぜんぜんうまくならず、香港に来てから私が1日かけてみっちり教えたら、あ~ら不思議 あっという間に泳げるようになりました。
今も泳ぎだけは得意らしい。
子供のときって、親は夢見ちゃうから仕方ないと思うけど、
心が壊れるようなやり方はして欲しくないですね。
Commented by こえだ at 2009-12-23 08:10 x
どんなところで・どんな手法で・どれほどの期間をかけて統計をとり、反映させたのかな?
…で、どんなゴールを具体的に設定したいのか。知識・技能として、人として…。
そんなことを幾度となく考えてしまったことはあります。
ウチの県では、小学1年生から2週に1時間の英語の授業を必須にしています。何年も前から。
6年間分のカリキュラムも、ちゃんと(理屈で考えられたものは)有ります。
地域の中でも、推進校とされる学校では、授業冒頭から最後まで
一切日本語を遣わず英語のみで指示や設問や評価までが行われる学校も。ひゃ~!
で、そういった学校の授業が、研究発表会や教師一同が会する講堂で公開されることも。
そうそう、そうした先進校の先生方は、英会話スクールに通っておられるという話も聞きました。
日本語さえままならぬ子どもたちに…という疑問や議論は、現場ではよくあることです。
でも、アシスタントティーチャーを迎えての隔週の授業は、進んで来ました。
塾へ行っている子の方が、結果的に笑顔が多かったり、反応が多かったりという実態が
「続く・または変わらない」のであれば、もう、指導計画と指導者の至らなさですもんね。
Commented by こえだ at 2009-12-23 08:16 x
英語に限らず、数学もそうですね。
今、少人数による授業がどこでも実施されています。
児童の分け方は、修学能力別・自己申告別・均等別等、各学校に任されていますが。
自分たちがかつて子どもであった頃とは、大きく異なって来ている修学の仕方を
試みているこの10年ほどであるようです。
修学内容は変わらずとも、修学方法が新たに決定され、一斉に変革されていく。
しかも、現場では「いいのかね?」という疑問符が無いことも少ないのに。
恐いですね。

自分が関わったある中学校では、
修学内容は変わらずとも、修学方法は生徒により熟考され、提案され、実施されていきました。
英語や数学だけではなく、体育・美術なども含めた全教科で。
これは、手間と時間はかかっただけ、生徒のより多くの者が自負をもって取り組み
面白い結果や効果を生み出した試みでした。
Commented by Junpei642 at 2009-12-23 23:10
こえださん
うまく行ったケースもいっぱいあるし、そうでない場合もいっぱいあるし、親子100組いたら100通りの結果があるだろうから、本当に一概に言えないと思う。
学校でのケースは、たとえば小学校での英語教育の取り組みですが、
日本の社会を考えると、小学校から英語は要らないと思うんですよね。
だって、英語を学んだところでどこで使うの?という話になるからね。
カリキュラムはわからないけど、使わない言葉を2週に1時間やったところで身につくはずはないものね。
やるんだったら毎日やらないとだめかな?
先生も大変ですね。そんな付け焼刃の英語習うぐらいだったら、
専門科に丸投げしてしまうほうがいいかもね。
Commented by Junpei642 at 2009-12-23 23:18
うちの娘が通っていた小学校は数学はレベル別に分けられていました。
各クラス、母親のボランティアで補助教員が一人いたので、数学の時間は先生とボランティアのお母さんが教室をあちこちまわって数学を指導していました。
4つぐらいに分かれていたけど、一番下のグループは掛け算の概念がわからないので、積み木を使ってわかるまで何度もやらせていました。
簡単な計算式もその概念をロジカルに理解できないとだめなので、算数がわかるために国語力も必要とされる、そんな世界でした。
計算して正しい答えを出せばそれでいい日本の数学と、イギリスの教育の中の数学の違いは小学校のときからちゃんとあったんだなあと思います。
授業の内容は全学年通しておもしろそうでしたよ。


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