久しぶりに開いたNew Horizon
先日 ちょっとした仕事(でもないか)で日本人のお宅にお邪魔することになり、
そこで久しぶりにNew Horizonを開くことになりました。
New Horizonって何ですか?
という方もおられることでしょう。
私が中学生のときに使っていた英語の教科書の名前です。
日本人中学もNew Horizonを使っているんですよ。
教科書は昔に比べてとってもカラフルです。
写真も多くわかりやすくなっています。
しかしUnit部分は学校で授業を受けてわかるようになっているのか、とってもシンプル。
グラマーの説明もほとんどありません。(これは巻末のところにまとめて収録されていますが)
授業の中で先生が説明していくのでしょう。
そして不思議に感じたのは、各ページのはしの囲みにいくつか単語があって、
「おぼえたい単語」と書かれています。
おぼえたい単語?なんともあいまいな表現ですね。
覚えたいけれど、覚えられなければ覚えなくてもよいのでしょうか?
なぞでした。
星新一のショートショート「おーいでてこい」というお話をベースにした短いストーリーがありました。
とっても簡単に書いてあるものだから、そのオチが最初わかりませんでした。
2度読んでみてやっとわかったのですが、中学2年生程度の英語力、単語力では
物事をおもしろおかしく表現することが難しいのでしょうね。
それでも、「こんな単語中2で習ったっけ?」と思えるような一見難しい単語もちらほらありました。
それが「覚えたい単語」なのかもしれません。
advertise, nuclear waste, dumpなどかな?
Read it yourselfシリーズのお話などは、Native speakerの子供が読めるようにシンプルに書かれていても、グラマーの進行状況や単語を気にすることなく自由に書かれているので、
教科書よりももっとおもしろく感じるのだと思います。
それから、新出単語には相変わらず発音記号がふられていました。
発音記号は私の家庭教師が、それこそうるさいぐらい私に叩き込んでくれたおかげで、
中学、高校をとおして、発音の問題で点を落とすことはほぼありませんでした。
そのおかげで意味はわからずとも、難しい単語も初見で読めるようになったものです。
しかし、大人になって外を見てみるとPhonicsの時代になっていました。
アメリカ、カナダ、イギリス どこでも子供に読むことを教えるときにはPhonicsを使っています。
Phonicsに出会ったのはいつだったかな?
娘に英語を教えたときは迷わずPhonicsを使いました。
簡単な絵本で一通りの音を教えることができるし、定着率も良かったです。
アルファベットが並んでいるパターンを覚えることで読むことができるようになり、
読む本の数を増やすことで定着していくのだと思います。
今、日本の早期教育としての英語教育ではPhonicsが取り入れられています。
早くから身に着けることで英語は読めるようにはなりますが、
中学で英語を習うようになったとき混乱はないのでしょうか?
何はともあれ、中2の教科書をパラパラッと目を通してみて思ったことは、
きちんと学びさえすれば、簡単な英会話ができるだけのことを学習できる内容だということです。
いかんせん日本では英語がまったく必要とされません。
いくら習っても使う場所が無ければ伸びませんね。
いずれ英語にかかわる仕事についたときに基本的な英語が理解できれば、
あとは仕事を通して実践的に学ぶことができると思います。
勝手に考えることですが、国民の何割にとって英語が重要な言語と言えるでしょうか?
そこを考えると、今 話題になっている"All in English"(英語で教える英語)というのはあまり意味をなさないのではと思います。
これを取り入れるのであれば、高校の中で基礎英語と上級英語を完全選択性にしてしまい、
受験もそれに基づいて分けて行われるべきかもしれませんね。
New Horizonの話から脱線してしまいましたが、教科書を開いて感じたことを書いてみました。
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こちらもよろしくお願いします。
そこで久しぶりにNew Horizonを開くことになりました。
New Horizonって何ですか?
という方もおられることでしょう。
私が中学生のときに使っていた英語の教科書の名前です。
日本人中学もNew Horizonを使っているんですよ。
教科書は昔に比べてとってもカラフルです。
写真も多くわかりやすくなっています。
しかしUnit部分は学校で授業を受けてわかるようになっているのか、とってもシンプル。
グラマーの説明もほとんどありません。(これは巻末のところにまとめて収録されていますが)
授業の中で先生が説明していくのでしょう。
そして不思議に感じたのは、各ページのはしの囲みにいくつか単語があって、
「おぼえたい単語」と書かれています。
おぼえたい単語?なんともあいまいな表現ですね。
覚えたいけれど、覚えられなければ覚えなくてもよいのでしょうか?
なぞでした。
星新一のショートショート「おーいでてこい」というお話をベースにした短いストーリーがありました。
とっても簡単に書いてあるものだから、そのオチが最初わかりませんでした。
2度読んでみてやっとわかったのですが、中学2年生程度の英語力、単語力では
物事をおもしろおかしく表現することが難しいのでしょうね。
それでも、「こんな単語中2で習ったっけ?」と思えるような一見難しい単語もちらほらありました。
それが「覚えたい単語」なのかもしれません。
advertise, nuclear waste, dumpなどかな?
Read it yourselfシリーズのお話などは、Native speakerの子供が読めるようにシンプルに書かれていても、グラマーの進行状況や単語を気にすることなく自由に書かれているので、
教科書よりももっとおもしろく感じるのだと思います。
それから、新出単語には相変わらず発音記号がふられていました。
発音記号は私の家庭教師が、それこそうるさいぐらい私に叩き込んでくれたおかげで、
中学、高校をとおして、発音の問題で点を落とすことはほぼありませんでした。
そのおかげで意味はわからずとも、難しい単語も初見で読めるようになったものです。
しかし、大人になって外を見てみるとPhonicsの時代になっていました。
アメリカ、カナダ、イギリス どこでも子供に読むことを教えるときにはPhonicsを使っています。
Phonicsに出会ったのはいつだったかな?
娘に英語を教えたときは迷わずPhonicsを使いました。
簡単な絵本で一通りの音を教えることができるし、定着率も良かったです。
アルファベットが並んでいるパターンを覚えることで読むことができるようになり、
読む本の数を増やすことで定着していくのだと思います。
今、日本の早期教育としての英語教育ではPhonicsが取り入れられています。
早くから身に着けることで英語は読めるようにはなりますが、
中学で英語を習うようになったとき混乱はないのでしょうか?
何はともあれ、中2の教科書をパラパラッと目を通してみて思ったことは、
きちんと学びさえすれば、簡単な英会話ができるだけのことを学習できる内容だということです。
いかんせん日本では英語がまったく必要とされません。
いくら習っても使う場所が無ければ伸びませんね。
いずれ英語にかかわる仕事についたときに基本的な英語が理解できれば、
あとは仕事を通して実践的に学ぶことができると思います。
勝手に考えることですが、国民の何割にとって英語が重要な言語と言えるでしょうか?
そこを考えると、今 話題になっている"All in English"(英語で教える英語)というのはあまり意味をなさないのではと思います。
これを取り入れるのであれば、高校の中で基礎英語と上級英語を完全選択性にしてしまい、
受験もそれに基づいて分けて行われるべきかもしれませんね。
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by Junpei642
| 2009-01-21 10:32
| 英語の話
香港...出会いと別れが頻繁におとずれるtransitoryな街で、日本語を教えながら暮らしています。現在Kissing Fishというインディーバンドでベースを弾いております。ベースだけじゃなくてギター弾いて歌ったり、ドラムもたまにたたいたり、音楽とミュージシャンにかこまれ心豊かな日々を生きるパワフルおばちゃん!
by Junpei64
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